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第30話

「ママ、どうして顔が赤くなったのですか?」和彦が手真似をしてからこの異様に始めて気づいた。

彼は可愛らしい表情で彼女を見つめた。

見られて真弓の顔はさらに赤くなった。

子供の言葉にタブーはないことを彼女はやっと分かった。

彼女は急いで言った。「ちょっと待ってね。私の服を持って来る」

「うん」和彦が素直にうなずいた。

真弓は自分の白いTシャツを持ってきて、丁度和彦の膝まで届くので、ズボンを履く必要がなくなった。

和彦を抱え上げて柔らかいベッドに座らせて、ドライヤーで彼の髪を乾かした。

髪の毛にドライヤー掛けられて、和彦がさらに眠くなった。

彼は居眠りし始めた。

髪の毛を乾かして、ドライヤーを収まって戻ってきたら、和彦が彼女のベッドで眠りに落ちた。

和彦の可愛らしい姿を見て、真弓の心も温まった。

和彦を抱え上げ、姿勢を調整してやって、布団を整えて、身を乗り出して彼の小さな額にキスをした。

それから灯を暗く調整して、携帯を取り出して達也にショートメールを送った。「和彦が寝た。明日朝迎えに来てもいいか?」

メールを送ったが、返事が来なかった。

真弓がしばらく待ったが、返事がなかなか来なかった。

バスローブを持って、バスルームに入った。

バスルームを出ると、ドアベルが突然鳴り始めた。

玄関に行って監視カメラを見たら、達也がドアの外に立っていた。

メールが届かなかったのか?

彼女はドアを開けて直接言った。「和彦が寝た」

達也は目球を動かして、視線が彼女の服に留まった。

真弓が頭を下げて、顔が突然赤くなった。まだバスローブを着たままで、ゆるゆるとしたバスローブの下に、下着を着てなかった......

「バン!」とドアが閉まった。

達也は唇をすぼめた。

真弓はすぐ部屋に戻り、パジャマに着替えて、濡れた髪を拭いてさりげなく結んだ後、急いでドアを開けた。「ごめん、入って」

話しながら、男性用のスリッパを取り出して、彼の前に置いた。

達也がそれを見て言った。「シューズカバーある?」

「あると思う」真弓が探してシューズカバーを見つけた。

達也がそれを付けて入って来た。

「和彦が寝てるから、起こすかそれとも君が入って抱え上げて帰る......」

「お腹が空いた」達也は彼女の話を中断した。

達也を見て、そして壁にある釣鐘
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