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第 0310 話

願い事を赤い布に書いた後、瀬川秋辞のを見て、中村逸は笑ってきた。本当に「新しい一年が無事になりますように」と書いてあった。

橋にはほとんど恋人同士で、中村逸は橋の半ぐらい歩いたら、瀬川秋辞に向かって手を伸ばした。「手を繋いたら?みんなそうやってるし。じゃないと、ラブラブの雰囲気で俺だちが怪しく見えるんだけどなあ 」

瀬川秋辞が何か言おうとした時、スマホが鳴り出した。

チラッと見たら、辻本佐和子からの電話だった。彼女は眉をひそめて直接に切った。

数分もしないうちに、辻本佐和子からボイスメッセージが届いてきた。怒り狂ったせいで声まで変わってしまった。「瀬川秋辞、相談もしてくれないで、黙ったままお祖
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