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第4話

私はイヤホンをつけて何も聞こえないふりをした。夫は仕方なく、義母さんを呼んで子供たちの世話を手伝ってもらうしかなかった。

しかし、義母さんも年を取っていて、3人の子供たちの世話をするのは無理だった。

長女は彼女の髪の結び方がひどいと嫌がった。

次男は「おばあちゃんのご飯、まずい!」と文句を言った。

末っ子がいたずらをして彼女を押し倒し、危うく彼女を怪我させるところだった。

お義母さんが家事に追われて大忙しの中、私はソファに寝転んで韓国ドラマを見ていた。末っ子が転んでも、私は起き上がろうともしなかった。

昔、お義母さんはよく私にこう言っていた。「私の息子は外で頑張って働いているのに、あなたは家で全部彼に頼って、何もしないで文句ばかり言って……なんて恩知らずなんだ!」

「25,000円でも少ないって?私たちの時代は1500円で1ヶ月過ごせたんだよ」

「お母さんとして、子供たちとなんでそんなに張り合うの?彼らはまだ小さいんだから、何もわからないでしょ?」

ところが、今は彼女が3人の「小さな王様たち」の世話をしなければならず、私に向かって毎日愚痴を言ってくる。

「25,000円じゃ1ヶ月の生活費が足りないよ!今は野菜の値段も高くて、ましてや肉なんてとんでもないわ!」

「それに、あなたの子供たちは、上は9歳で、次男も7歳なのに、どうして全然自分のことができないの?私は彼らのおばあちゃんであって、使用人じゃないんだから、せめて自分でご飯を運ぶくらいしなさいって言っても聞きやしない!」

私はお義母さんに答えた。「お金はご自身の息子に頼んで、子供のことも息子に任せてください。私はドラマを見なきゃいけないから、邪魔しないでいただけますか」

ちょうどタイのドラマで、嫁がお義母さんに何度もビンタをしているシーンが流れて、私はクスクス笑ってしまった。

お義母さんも、結局は自分で自分の言葉をひっくり返すようなものだ。

彼女は怒り心頭で、「あんたが母親なのに子供を全然見てないんだから、私ももう知らないわ!」と言って手を引いた。お義母さんが何を言おうが私は気にしない。とにかく私は何もしない。

夫が帰ってこのことを知ると、また私を怒鳴りつけ、3人の子供たちも一緒になって私を責めた。

私は左耳から聞いて右耳に抜けるように、何も聞こえないふりをした。

3日間、誰も子
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