「おう、お疲れさん!」「いいチームプレイだったね! まあ、私はここでは何も出来てないけど」 2人はそんな俺に対し、親指を立て答えてくれた。 「さて、問題はコイツをどうやって連れて帰るかだな……」「え? そのまま乗って帰ればよくね? ファイラスの国民も喜んでくれると思うし?」(ま、学の奴、またそんな安易な事を……) 「あ、あのな……。そんなことして凱旋したら国民がパニック起こす大惨事になるわ……。それに俺らお忍びで来てるんだぞ……?」「あ、そうだったな。ちぇー……」 と言ったものの、さてどうしたものか……?「守君、あのね。擬人化して連れて帰るってのは?」「な……に⁈」 雫さんのそのナイスアイディアに歓喜の旋律が走る俺でした。(ぎ、擬人化だとお……? た、確か、こ、こいつメスだったよな……?) この手の奴って、お約束ですっごい美少女になるのが鉄板であるからして……。 俺は大分前のピンクイベントと厳選キャワイイメイド100人衆案を何故か思い出してしまう。(……うん、擬人化いいじゃない!) 「こ、こほん。エンシェントフレイムよ。早速だが人の姿になって欲しいのだが」(『Cカップの露出が何故が激しい紅蓮のビキニ鎧を着た、のじゃ系美少女挑発系お姉さま』を超絶期待する、てかマジホントカモン!)「わかったのじゃ、マスター……」(マ、マスター……⁈ なんと甘美な響き。こ、これは期待するしかないっ!) 俺は最近引いたスマホゲーの当たりを何故か思い出し、ワクドキしながら期待にこか&helli
Last Updated : 2025-03-08 Read more