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第 405 話

Author: 水原信
「湯田さん」もう一人の女の子がアイデアを思いつき、夢瑶のそばに寄ってきた。「新しく入った人が葉野から来たって知っています?」

夢瑶は彼女を見つめた。「誰のこと?」

「温井海咲ですよ。彼女の前の職場は葉野社長のところだって聞いたから、彼女が手助けしてくれるかもしれません」

この情報に、夢瑶は驚いた。

テレビ局の人間の出身なんて、彼女にはあまり興味がなかった。

それは自分の仕事に役立たないから、知る必要もなかったのだ。

彼女はテレビ局に入ってから四年が経ち、彼女より優秀な記者はまだ現れなかった。

どんな難題でも解決でき、編集長も彼女の能力を重視していた。州平という難題をクリアできれば、編集長はきっ
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