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第7話

私は、自分の人生を取り戻し、自分の道を歩み続けた。

SNSアカウントもどんどん人気が出て、時にはライブ配信も行い、多くの人々が私に質問を投げかけたり、若い頃美人であっただろうと褒めてくれたりするようになった。

私はずっと古風で趣のあるものが好きで、学生の頃、国語が得意で、和歌や俳句にも深い素養があった。

でも、貧乏だったので、女の子だから勉強なんてしても無駄だと言われた。

結局は嫁いでいくのだから、お金をかける価値がないと考えられていた。

家で農業をする人がいなくなるのも困るから、私の学業を諦めさせた。

もし勉強を続けていれば、将太と関わることもなかっただろうし、きっと心から私を愛してくれる夫がいたかもしれないと時々考えていた。

でも、過去はともかく、どれだけ言っても、無駄だから。

田舎の生活をシェアするほか、詩を書き始めた。意外にも人気になって、フォロワーはわずか2ヶ月で100万人にまで増えてきた。

ある日、制作会社から連絡もあり、私の詩を歌詞として使用したいとの依頼を受けた。喜んで承諾し、その歌はすぐにヒットした。

その後も、多くの出版社からオファーがあり、私は名実ともに詩人としての道を歩み始めた。

順調ではかったが、私はついに夢を叶えたのだ。

ネットで、将太はひばりとの結婚記念日の宴会を挙げたことを知った。

彼は「ひばりが最初から妻だった」と言っており、多くの人々が彼らの「愛」に感動していた。これを見て、私はすでに過去を乗り越えたと気づいた。

二ヶ月後、私は国際文学賞を受賞し、帰国すると空港で多くのメディアが待っていた。

記者たちは次々と私にマイクを向け、ファンたちもサインを求め、熱烈な歓迎を受けた。空港を出ようとするところ、息子一家が目の前に現れた。

息子は私の手を握り、「お母さん、本当に素晴らしい。我が国の誇りだ」と称賛の言葉を言ったが、私は無視して足早に立ち去ろうとした。

「そうだよ、おばあちゃんすごい」

私は彼らの言葉には反応しなかった。

「お義母さん、今せっかくだから、食事でもしてお祝いしようよ」と嫁が誘った。

「悪いけど、もう食事は済ませたから」

しかし、孫が足にしがみつき、「おばあちゃん、僕を嫌いになったの?もう肉団子は作らなくてもいいよ。おばあちゃんがいい。あのばばあは嫌い」と言った。

その可愛い姿に
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