私に大金の保険をかけた後、夫と彼の初恋は私の子宮を摘出した
私は胃がんと診断され、胃を全摘する手術を受けることになった。
医療界の新星と称される夫が、私の執刀医を務めることになった。
手術後、私の体調はどんどん悪化していった。
夫は「がん細胞の拡散が早すぎて、もう手遅れだ」と告げた。
しかし、ふと夫が隠していた検査報告書と高額な保険証券を見つけてしまい、私は胃がんなど患っていなかったことを知った。
それだけではなかった。夫は私の胃を切除しただけでなく、子宮までも奪っていたのだ。
絶望の中、私は、「どうしてこんなことをしたの?」と夫に問い詰めた。
すると彼は、彼の初恋の肩を抱きながら、嫌悪感を隠そうともせずこう言い放った。
「お前の父親が院長じゃなければ、俺がお前なんかと結婚するわけないだろう?お前なんて俺の夢夏ちゃんの足元にも及ばないんだよ。
あともう一件、胃全摘の手術実績が必要だったんだ。それがあれば医長に昇進できる。お前、俺のことを命がけで愛してるんだろう?だったらお前の体を使って、俺と夢夏ちゃんを成功させるのが筋ってもんだ」
そう言うと、彼と彼の初恋は私を高層階から突き落とし、すべてを「自殺」として偽装した。
次に目を覚ましたとき、私は胃全摘手術を受ける手術当日の朝に戻っていた。
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