ブスは寄生システムで美少女と顔交換
私の顔には生まれつきアザと肉腫があり、まるで暗闇に潜むブスとして生きてきた。
そんな私の人生を変えたのは、クラスの美少女・森下葉月の一言だった。
「ブスと寝る度胸があるなら、あなたとデートしてあげる」
彼女に片思いしていた宮川直哉は、その挑発に乗り、皆の前で私を倉庫に引きずり込み、エロ動画を撮影した。
しかし、葉月は約束を破り、「冗談に決まってるでしょ。まさか本気にするなんて、よっぽど女に飢えてるのね」と冷たく笑った。
その言葉に激怒した直哉は、私の頭から足元まで硫酸を浴びせかけた。
その後、彼は退学処分を受け、半年間少年院に入れられた。一方、葉月は何事もなかったかのように、学校でみんなの注目を浴び続けていた。
私は病院で、昼夜問わず腐りゆく肉体の痛みに苦しめられ、生きる希望を失っていた。
そんな時、突然「寄生システム」と名乗るものが私の前に現れた。
葉月に寄生虫のようにしがみつけば、彼女のすべてを吸収し、最終的に宿主を完全に乗っ取れる。
システムのプログレスバーが100%に達した時——
私は葉月の顔をまとい、新たな人生を歩み始めたんだ。
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