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第7話

時間が経ち、試験の日がやってきた。

私は通常通りに試験を受けたが、成績は思ったよりも良くなかった。

さらに驚いたことに、学業成績の低い拓実が私の席を奪い、その推薦枠を手に入れたのだ。

私は答案用紙の確認を要求し、採点ミスではないことを確認した。

私の答案用紙がすり替えられていた!

私は答案用紙を持って、小林優子に詰め寄った。

小林優子は同情的な顔をして言った。「先生は最近、あなたが精神的に追い詰められていることを知っています。この失敗も大したことではありません。推薦入試の機会を逃したとしても、他の学校に進学することはできます」

「でも、これは私の答案用紙じゃない!」

小林優子は準備していたようで、私の過去の宿題を取り出して比較した。

「見てください、字跡が同じですよ」

私は再び拓実の答案用紙を確認しようとしたが、小林優子に拒否された。

「うつ病のせいで、幻覚を見ているのではないですか?」

「今のあなたの様子を見ると、病状が重いに違いありません」

「それとも、今すぐあなたの母親に連絡して、あなたを迎えに行くべきですか?」

小林優子はそう言いながら、お腹を撫でた。

「ちょうど最近、私もあなたの母親と話したいことがあるのです。この機会に、一緒に話しませんか?」

私は笑った。

この件には確かに裏があった。

小林優子は父に気に入られるために、推薦枠を拓実に渡すために私の答案用紙をすり替えたのだ。

小林優子は力強く私のあごをつねり、爪を肉に引っ込めた。

「賢い子なら、推薦枠を弟に譲るべきです」

「どうせあなたの顔なら、たとえ進学できなくても、男に嫁げますよ」

「ベッドに寝転んで楽にお金を稼ぐのは、悪くないんじゃない?」

私は反問した。「小林先生がベッドに寝転んで楽にお金を稼いでいないのに、見た目が悪いから必死に働いているのですか?」

「それとも、小林先生が三者関係の浮気相手として苦労して、お金が得られずに必死に働き続けなければならないのですか?」

小林優子は笑みを浮かべて私を見つめた。

「私にそんな言葉を言わないでください。あなたの家のお金は、遅かれ早かれ私のものです。結局、私の腹には弟や妹がいるのですから」

私はポケットから銀行のカードを取り出し、小林優子の胸に投げつけた。

「父は銀行に数百万円も借金しているんです。小林
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