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第4話

「小池、小池さん?!」

俺は興奮しすぎて、まともに言葉が出てこなかった。

「旦那が疲れて寝ちゃったから、齋藤さんに声をかけようと思って。一緒にビーチで遊ばない?」

「もちろん」

こんなに近くで美女を見られるうえに、しかもビキニ姿なんて、俺が断る理由があるわけないだろう!

小池莉菜は微笑み、二人でビーチへ向かった。

ちょうど日没の時間で、オレンジ色の光が小池莉菜の体に降り注ぎ、彼女をさらに優美で魅惑的に見せていた。

まるで美術館に展示されている油絵のようだった。

俺はビーチチェアに横たわり、この瞬間がまるで天国のように感じられた。

小池莉菜はビーチで遊び疲れると、俺の隣のチェアに腰を下ろした。

「海辺の景色って本当に綺麗ね」

「そうだな」俺は同意しながら、「でも、小池さんのほうが景色よりずっと綺麗ですよ!」と言った。

小池莉菜は恥ずかしそうに俺をちらりと見た。

そして、精油のボトルを俺に差し出した。

「さあ、マッサージして」

俺が待っていたのはこの瞬間だ!

小池莉菜が横になり、俺はすぐに彼女のそばに行って手に精油を塗り、背中のマッサージを始めた。

元々、小池莉菜の服は少なかったが、俺の手が動くたびに、ほぼ上半身全体を触るような感じだった!

「小池さん、そろそろいいんじゃないですか」

俺は少し心を乱しながらマッサージしたが、さすがに不埒なことはしなかった。何せビーチにはまだ他の観光客がいたからだ!

「本当に?」ところが、小池莉菜は突然体を反転させ、自慢の谷間を見せつけた。「齋藤さん、前のほうはまだやってもらってないけど?」

「こ、これは……」

これって、明らかに俺を誘惑してるだろう!

下腹から熱が込み上げてきて、小池莉菜を見つめる俺の目にも熱がこもった。

「小池さん、本当にいいんですか?」

彼女は小池拓哉と結婚する直前で、今が一番ラブラブな時期のはずだ。こんな露骨に俺とイチャつくなんて、ちょっとマズいんじゃないか?

「いいか悪いかって?そうじゃなくて、齋藤さん、あなたが勇気があるかどうか……んっ」

小池莉菜の言葉が終わらないうちに、俺は彼女に飛びかかり、唇を重ねた。

美女はやはり美女だ。その唇さえも甘かった。

俺は小池莉菜と10分間フレンチキスを交わし、互いの情熱がさらに高まった。彼女の顔は赤く染まり、恥ずかしそ
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