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第10話

「美月ちゃん、もしこの手紙を見たら、死んだのは俺だということになる。

しかし、こんな状況になったのも俺が自業自得だ。

結婚してハネムーン旅行に行ったときのことだろう。浜波市の民宿の女将、沙耶香さやかさんと知り合った。

その時、単純に連絡先を交換しただけだった。

帰ってきたとき、女将さんから彼女が俺たちの町に移住してきて、案内してほしいと連絡があった。

以前旅行のとき女将さんが世話してくれたので、行ってしまった。

しかし、これが最後悔したことになるとは思わなかった。

俺は我慢できず、彼女を好きになってしまった!

だんだん冷静になってから、気づいた。

俺が好きなのはただ一種の衝動感覚にすぎなかった。

俺は......彼女を愛していない。

あなたを愛している。俺たちの家庭の温もりを愛している。

俺たちの安定した生活を愛している。

沙耶香さやかさんと連絡を絶てばこの間違った感情を断ち切れると思っていた。

しかし、思いもよらなかった......

沙耶香さやかさんは呪いをかけることができる。

彼女は俺に恋人呪いをかけた。

彼女は呪いにかかった人は呪いをかけた人の言うことに従うと言った。

それから、俺......自分をコントロールできなくなった。

沙耶香さやかさんはあなたにも名前のわからない呪いをかけた。

たぶんそれは彼女がますます良くなり、あなたは呪いの虫に吸い尽くされて毒で急死するようになるまでのものだ。

最も怖い悪辣なのは、

彼女は解毒剤は俺たちの体の中にあると言った。

もし俺が生き延びたいなら、1096日の0時にあなたを殺さなければならない。

俺は彼女に頼んだ。もう俺を愛していないなら、なぜ俺をコントロールするのかと尋ねた。

彼女はただ笑って、裏切り者は死ぬべきだと言った。

彼女は本当に気が狂った女だ。彼女に関わるべきではなかった。

本当に自分の不誠実さを後悔しているが、現実に直面しなければならない......

それはあなたと俺の間で一人しか生きられないことだ。

長い間悲しみと焦りに襲われていたことを覚えている。

もともと俺は死ぬべきだと思っていたが、

最後に、あなたの代わりに生きていこうと決めた......

この決断をしたのはある一つのことを発見したからだ。

俺の実の妹、あなたの親友、綾音ちゃんの命を救い
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