第 0279 話

州平はお茶をテーブルに置き、低く言った。「そんなことを言っても仕方がない。彼が自分でどうにかすると言っているのなら、あとは彼自身に任せるべきだ」

淑子はこの言葉を聞いて、さらに腹を立てた。「あなたは本当に無関心ね。彼が自分でどうにかするというのなら、その結果がどうなっても構わないの？！」

州平は淑子を見上げ、冷淡に応じた。「離婚できないとしても、それは彼の問題だ。あなたが心配する必要はない」

「私の息子を心配しないわけにはいかないでしょ？」淑子は声を強めた。

州平は彼女の様子を見て、眼底に嫌悪の色が浮かび、再び沈黙した。

淑子は彼の無関心に苛立ち、さらに焦りを募らせた。「あなたは本当に息子を持