Semua Bab 一通の手紙から始まる花嫁物語。: Bab 11 - Bab 20

32 Bab

4話-3 魔を祓う力。

「だが、帝都は危険だ。いつ魔が襲ってくるかも分からない」「そうですね。ですが、エルバート様の程の方が付き添っていれば、魔も恐れをなしてフェリシア様の近くには寄っては来れないでしょう」「だといいが」帝都の街にフェリシアを連れていくならば、やはり、ドレスが必要だな。フェリシアは初日のドレス以外は美しいものを持っていないようだから、日頃の料理の感謝を込めて渡したい。だが、いきなり、自分のドレスを作る為に仕立て屋が来たら驚くだろうし、自分も気恥ずかしい。嘘をつくほかないか。「ディアム、何着かドレスを、“使用人の仕事着”との名目で仕立てたい」「仕立て屋に明日の午後に家に来るよう伝えろ」「かしこまりました」* * *「――え? 明日の午後に仕立て屋が来るのですか?」夜、寝る前に廊下でフェリシアがエルバートに尋ねる。「あぁ。使用人の仕事着を仕立てる為、大きさを測りにな」「明日も勤務な上、よろしく頼む」エルバートはフェリシアの承諾した言葉を聞かずに廊下を歩いて寝室に向かう。自分の言葉も聞かずに行ってしまった。フェリシアは俯き、胸元をぎゅっと掴む。(わたしの態度がずっと悪かったせいね…………)その後、時間は瞬く間に過ぎていき、翌日の午後になると、ブラン公爵邸に華やかな帽子を被った美しい仕立て屋が訪れた。先に男性を測ると言って、ラズールに仕立て屋は着いていき、やがてラズールとクォーツの大きさを測り終えたと言って戻ってくると、仕立て屋はリリーシャの大きさを測り、続けて自分も測ろうとしたので、自分には勿体無くて一度遠慮したけれど、料理をする時の服がいると、リリーシャに体を押さえられ、その隙に仕立て屋が自分の大きさを測り、帰って行った。そして一週間後の夜。仕立て屋が再び、ブラン公爵邸に訪れ、エルバートに呼ばれたフェリシアは大広間に向かう。「入れ」
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-05
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5話-1 帝都の街。

* * *翌日、高級な馬車の中でフェリシアはちらりと前を見る。いつもと表情が変わらない銀の長髪の冷酷なエルバート。なのに今日は貴族衣装姿で、よりいっそう輝き、美しく見える。自分もリリーシャにお化粧と髪を整えてもらい、大げさなドレスではないとはいえ、身の丈に合わない勿体ない程の華やかなドレスを着ていて、緊張と共に気持ちがふわふわする。嫁いだ日はディアムが御者を務める馬車で一人きりだったけれど、今は同じ馬車でエルバートと向き合って座っていて、なんだか夢を見ているよう。「こうして馬車に乗るのは久しぶりだな」「そうなのですか?」「あぁ、登城も馬だが、呼ばれて出向く際も常に馬で移動している」(ご主人さまは軍師長。馬の方が乗りなれているのはなんら不思議ではないわ)「その、居心地、悪いですか?」フェリシアは恐る恐る尋ねる。「――いや、お前と乗る馬車は新鮮で悪くはないな」深い意味なんてないのに。(そんなふうに言われたら、照れてしまう)* * *しばらくして帝都に着くと、エルバートが差し出した手に自分の手を添え、馬車を降りる。帝都は自分が住んでいた場所とは比べ物にならない程、華やかで――思わず眩暈がしそうになった。「行くぞ。絶対に俺から離れるな、良いな?」「は、はい、かしこまりました」フェリシアはエルバートの隣をおずおずと歩き始める。エルバートからは魔除けのネックレスやドレス、そして料理のお給金まで得ていて、貰いっぱなし。だからせめてこのお給金で何かお返し出来たら良いのだけれど。そう考えていた矢先、貴婦人達の声が聞こえてきた。「皆さま、ご覧になって! エルバート様よ!」「ま
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-06
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5話-2 帝都の街。

「少し早いが、ランチとしよう」「か、かしこまりました」フェリシアはすぐさま受け入れ、エルバートと共に歩き出し――、しばらくして、エルバートがレストラン前で歩みを止めたので、自分も立ち止まる。レストランのオシャレな窓の前にはテラス席があり、周りに置かれた春の美しき花が咲き誇る花壇はとても魅力的で、すでに席の空きはなく、高貴な人々が会話を弾ませ、賑わいを見せていた。こんな格式の高いレストランで今からランチをするだなんて。とても気が重い。「あ、あのっ」「そんな不安そうな顔をしなくても大丈夫だ。入るぞ」エルバートはフェリシアに手を差し出して、フェリシアが手を添えると、短い階段を共に上がり、重厚そうな扉を開ける。* * *店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席がいくつもあり、各席には白いテーブルクロスの上に花瓶が置かれ、綺麗なオレンジ色の花が添えられていた。(わ、素敵…………)そう思ったのも束の間、エルバートの存在に気づいた周りの客がざわめき出し、慌てて大人びた男性が駆けて来る。この男性はレストランのオーナーらしく、少し予約より早い時間に着いたが大丈夫かとエルバートが確認を取ると、大丈夫だということで、特別室へと案内される。特別室は窓から差し込む陽光が心地良い空間で、予約までしてくれていたことに恐縮しつつもエルバートと向かい合って座る。「いやー、それにしてもエル、驚いたぞ」「まさか女連れで来店するとはな」オーナーのエル呼びに驚くと、エルバートは、はー、と息を吐く。「オーナーとは幼少の頃から親しく、来店する際には互いに家族のような感じで接している。今日は特にうっとうしいが」「そ、そうなのですね」「うっとうしいとはなんだ。こっちはやっとエルにも春が来たかって喜んでんのに」「今度こそ、このまま結婚か?」エルバートは冷ややか目線を向ける。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-07
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6話-1 特別な場所。

「あ、あの、ご主人さま、男性のアクセサリーのお店に寄りたいのですが?」勇気を出して聞いてみたものの、自分の要望などエルバートが聞き届けることはきっとない。「どうしてだ? まあ、良い」思っていたことと反対の返しに、フェリシアは驚く。「えっ、よろしいのですか?」「あぁ、帝都に来た際にいつも立ち寄る店でも良いか?」「は、はいっ、ありがとうございます」お礼を言い、エルバートに付いていくと、やがて男性物のアクセサリーのお店に辿り着き、一緒に中に入る。「これはこれはエルバード様、お久しゅうございます」店の優しそうな主人が声を掛けて来た。「あぁ、久しいな。見せてもらってもいいか?」「どうぞどうぞ。ゆっくりご覧下さいませ」「あ、あのっ、エルバード様に似合うオススメのお品は何かないでしょうか?」口を開き、そう勢いよく主人に尋ねたフェリシアは、ハッと我に返る。――しまった。つい聞いてしまった。「そうですねぇ、あ、これはいかがでしょう?」主人がチェーン付きの勲章のようなブローチを差し出す。(あ、かっこいいブローチ……ご主人さまに似合いそう)けれど、自分はいつ婚約を破棄されてもおかしくない身。そんな自分からお返しのプレゼントをされてもエルバートはきっと喜ばないし、おこがましいに決まっている。でも、何もせずにはもういられない。「そのブローチ、買わせてください」「お前、何を……払えないだろう?」「だ、大丈夫です。お給金を持って来ておりますので」フェリシアはお給金を主人に差し出してブローチを買い、ブローチを主人から受け取る。「あ、あの、付けても……?」「あ、あぁ」胸を
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-08
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6話-2 特別な場所。

近くには寄って来る様子はないが、そろそろ、ここを離れた方が良さそうだな。「今から帝都を離れ、特別な場所に向かうが良いか?」「は、はい」フェリシアに了承を得ると、ディアムが御者を務める馬車の元まで歩いていき、ディアムに手を差し出され、エルバートから順に馬車に乗り込む。そしてすぐさま馬車が動き出し、向き合って気まずく座るフェリシアをよそに窓の外を見つめる。魔は明らかにフェリシアを見ていた。監視とはほんとうに胸糞が悪い。* * *フェリシアはふぅ、と息を吐く。(ご主人さま、目も合わせてくれない…………)ぎゅっと自分の胸元を掴む。エルバートは余程、自分がプレゼントしたブローチが迷惑だったのだ。フェリシアも窓の外を見る。早く謝りたいけれど、エルバートが言う特別な場所とは一体どこなのだろう?そう疑問に思いつつ、馬車は進み――、しばらくして、特別な場所に辿り着いた。初めて見る景色にフェリシアは目を奪われる。特別な場所では海が広がり、白く美しい花が咲き誇っていた。その花々を見た時、家に咲く同じ花を両親と見たことをぼんやりと思い出す。――ああ、無意識にこの花に惹かれ、料理の皿にいつも添えていたけれど、両親と見た大切な花を自分は添えていたのだ。この美しい景色と両親のことを思い出し胸がいっぱいになると、エルバートが隣で口を開く。「帝都の帰りには必ずここに寄ることにしている」「綺麗だろう?」「――はい、綺麗です、とても」「あの、ご主人さま、ブローチ、ご迷惑でしたよね。申し訳ありません」「いや、私こそ、つい嫌な態度を取ってすまなかった」「あれはその……、照れ隠しだ」「ブローチをお前からプレゼントされるなどと思っても
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-09
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7話-1 帰る家。

* * *翌日の朝。フェリシアはエルバートをお見送りする為、玄関にいた。今日から、エルバートに仕立てて貰ったドレスを着ているものだから、なんだかずっとそわそわしていて落ち着かない。対してエルバートは朝、挨拶を交わした時も、ドレスと一緒に箱に入っていた可愛らしいエプロンを腰に巻いた姿で朝ご飯をお出しした時も、いつもと変わらない冷酷な表情で、昨日、一緒に帝都に行ったことは夢であったのではないかと思ってしまう。「魔除けのネックレスはちゃんと付けていろ」「家の外には極力出ないように」「か、かしこまりました」「それからフェリシア」エルバートはフェリシアの右頬にそっと触れる。「ドレスもエプロン姿もよく似合っている」まさか、この場で褒めてもらえるとは思わず、火照りを感じると、エルバートはふっと笑う。「左腕のブレスレットもな」(ご主人さま、昨日のブレスレット、外さずに付けていることにも気づいていらしたの……!?)「では、今日も私が帰るまで待っているのだぞ。良いな?」「は、はい。お待ちしております」エルバートはフェリシアの頭をぽんぽんし、背を向けて歩き出す。すると、後ろに立つ微笑ましい表情をしたディアムが小声で、フェリシア様、良かったですね、と言い、会釈した。自分も会釈を返し、ふたりが玄関の扉から出て行くのをただただ見守った。* * *その後、フェリシアは台所で朝ご飯の皿洗いをリリーシャと共にする。「左腕のブレスレット、やはり、エルバート様からプレゼントされたものだったのですね」リリーシャとは自分より2歳年上なこともあり、初めて台所をお借りした時は何も話せなかったものの、姉のように話しかけてくれて、今では少しずつ話せる仲になっていた。フェリシ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-10
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7話-2 帰る家。

リリーシャの命令通り、台所周りとここの窓拭きをしっかりとして終え、家令であるラズールに図書室までの案内と扉の鍵を開けてもらい、はたきで掃除を始める。すると気になる分厚い料理の本を見つけた。帝都の本屋の時は興味はあったものの、結局読まずに終わってしまった。だからこの本は少しだけでもいいから読んでみたいけれど、(勝手に見たらだめよね…………)そう息を吐いた時だった。ラズールが古い本棚から料理の本を取り、なぜか自分に手渡す。「あ、あの?」「好きなだけ読んで良いですよ」「あ、ありがとうございます」フェリシアはお礼を言って、本を開いた。するとページを捲(めく)る度に知らない豪華な料理ばかりで驚く。「フェリシア様はほんとうに何事にも熱心ですね」「貴女のような人がエルバート様の花嫁候補に選ばれて良かったと心から思います」そんなふうに初めて言われ、気恥しい。けれど、自分もブラン伯爵邸の家令と執事長を任されているのがラズールで良かったと心から思った。そうして図書室の掃除も終え、中庭に向かうと、長い前髪に、髪を三つ編みして丸く透明な宝石がいくつも煌いた紐で一つに束ねたお洒落な青年がいた。その青年は首を傾げ、自分の顔を覗き込む。三つ編みと共に紐の宝石も揺れ動いた。「あなたがフェリシア様かい?」急なことに驚いて固まると、青年は状況を理解した。「おっと、これはすまない、花のように綺麗だったものでして」(わたしが綺麗……!?)「庭師のクォーツ・シーニュと申します」「クォーツ様、は、初めまして。フェリシア・フローレンスです」挨拶を返すと、クォーツはにっこりと笑う。「それでフェリシア様は何をしにここへ?」お花を摘みたいところだけれど、
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-11
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7話-3 帰る家。

そして、中庭に戻ると、ネックレスを探し始める。しかし、いくら探しても大事なネックレスは見つからない。フェリシアは左腕のブレスレットを撫でる。このまま見つからなかったらどうしよう。そう、多大な不安に陥った時だった。結界が何かと干渉をしたのか、フェリシアがいる一角だけ結界が弱まり、ピシッ、と音がする。両膝を曲げたまま天を見上げると、黒い影に烏の仮面で顔を隠した異形な人間のような姿のアンデットの魔が現れ、欲シイ、とフェリシアの精神に声を響かせる。その瞬間、魔の力が増大し、体が長く伸び――、パリ、ン。エルバートの結界が破られ、フェリシアの体を乗っ取ろうと襲い掛かり、首を傾げ、ぐあっと嘴(くちばし)を大きく開け、細く長い両手でフェリシアの体を頭上から包み込もうとした。(あ、ご主人、さま…………)* * *エルバートは執務室の椅子に座りながら自分の額を右手で押さえる。家の結界が破られただと?嫌な予感がする。ただえさえ、今朝からフェリシアからプレゼントされたブローチのことでカイやシルヴィオに冷やかされ、頭に来ているというのに。それに――、“来ている”新たな気配を感じたエルバートは指をパチンッと鳴らし、一部の宮殿の結界を外す。すると、肩まで髪を流したリリーシャ瓜二つの式神が執務室の窓の外に飛んできた。エルバートが窓を開けると、式神が中に入り、エルバートの胸元をぎゅっと両手で強く掴む。「エルバート様、フェリシア様がっ」「落ち着け。家の結界が破られたことはすでに分かっている」「フェリシアがどうした?」「強力な魔により中庭の一角だけ結界が破られ、フ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-12
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8話-1 命に代えても。

* * *フェリシアが魔の細く長い両手で包み込まれそうになった時、自分の名を呼ぶ声が聞こえ、弓矢が飛んできて魔の右手に当たり、その手のみ浄化され、三つ編みにして一つに束ねた髪を揺らし、弓矢を放ったクォーツの姿が見え、駆け付けて助けに来てくれたのだと分かった。けれど、その直後、怒った魔は長い髪のようなものを生やし、頭上から自分の腰を両内側の髪で縛り上げ、外側の両髪をまるで、大きな口を開けて食べるようにクォーツを目掛けて放った。その為、クォーツは自分に近づけず、駆け付けてきたリリーシャ、ラズールが剣で両髪をかっこよく斬り裂き、髪先を浄化するも、髪はどんどん増え、攻撃は止まず、ふたりも苦戦を強いられている。そして自分も一瞬でも気を抜ければ、すぐに体を乗っ取られてしまうだろう。中庭に出なければ。魔除けのネックレスさえ失くさなければ。そう、深い後悔の念がぐるぐると脳内を駆け廻(めぐ)る。これはきっとエルバートの言いつけを守らなかった自分への戒め。魔はクォーツ達に攻撃を続けながら目線を自分に向け、欲シイ、と精神に強く声を響かせる。フェリシアの瞳が黒ずんでいく。なぜ、そこまで自分の体が欲しいのだろう?祓いの力も何もないのに。帰るまで待っていろとエルバートに言われたけれど、(もう、諦めるしか…………)「エルバート様からの伝言でございます。“今すぐ家に帰る”とのことです!」飛んで戻ってきたリリーシャの式神らしきものの声が聞こえ、フェリシアの瞳に再び光が灯り、気を持ち直す。(ご主人さまが家に――――きっと、早退されたのだわ)大変なご迷惑を掛けてしまった。謝っても許されず
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-12
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8話-2 命に代えても。

* * *フェリシアは家を守ろうと必死に魔に抗う。しかし、魔が欲シイ、と最大限にフェリシアの精神に強く声を響かせ、腰を縛る力を更に強くした。そして、ぐあっと嘴(くちばし)を大きく開け、再び体を乗っ取ろうとする。自分の声など届くはずもないと分かっている。けれど、「ご主人さま、帰ってきてっ…………」そう、声を絞り出し、右目から一筋の涙が流れた。すると、その声に答えるように。「フェリシア!!」自分の名を呼ぶ声が聞こえた。月のように美しい銀の長髪。コートを両手を通さずに羽織り、結界を張ったエルバートが、一点の光る道に立ち、こちらを見据えている。今まで一度も自分の声など届くことはなかった。けれど初めて自分の声が届いた。(ご主人さまが帰って来てくれた――――)そう熱いものが込み上げてきた時だった。魔の目線がエルバートに向けられ、外側の両髪をまるで、大きな口を開けて食べるように放った。エルバートは剣に手をかけ、瞬時に鞘から抜き、髪先を素早く斬って浄化する。しかし、魔の左手が首を締めようと、ぐあっと伸び、エルバートに襲い掛かる。エルバートは続けて左手も斬り、浄化した。すると魔は邪気で結界ごとエルバートを潰そうとする。しかし、エルバートは結界で邪気を跳ね除ける。魔はこちらに来させないよう、邪気で道を塞ぐ。その邪気をクォーツが弓矢でラズールが剣で浄化し、ふたりはそれぞれエルバートに声を掛けようとするも、エルバートが放つ冷たい気と冷酷な軍人の顔の、祓いの神のような姿に恐れをなして立ち尽くす。そしてエルバートは駆け走り、祓いの力で高く跳び上がった瞬間、烏の仮面を剣で真っ二つに斬った。すると半面が浄化され、魔は混乱し地面に倒れ込む。「フェリシア様!」ディアムとリリーシャが叫び
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-13
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