Semua Bab 闇属性は変態だった?転移した世界でのほほんと生きたい: Bab 61 - Bab 65

65 Bab

ありがとう

(ここは……、ダンジョンの裏かな?) まだ外は暗い。既に数組が拠点を作り、見張りをたてて馬車を待っているようだ。 収納からバッグを出して服を着替え、その人の群れの中に入り、ゴザを引いて膝を抱えるようにして座り、しばし目を瞑って休息を取ることにした。(ステータス) 黒川 夜 レベル:31 属性:闇 HP:2310 MP:90 攻撃力:980 防御力:905 敏捷性:1200 魔力:1855 スキル ・シャドークロー レベル2 ・ダーク レベル2 ・ナイトメア レベル2 魔法 ・レイヴン レベル1(ナイトメア レベル2:最大で5つの対象を瞬時に移動させる。移動距離は対象から半径10メートル以内かつ影が繋がっていなければならない) 攻撃の動作に入った敵を様子見している敵の背後に移動すれば同士討ちが狙えるし、身代わりの術みたいな使い方もできそうだ。 攻撃を避けられた際に相手を遠くに移せばカウンターも食らいにくくなる。かなり有用なスキルになった。 シャドークローによる近接戦闘、レイブンによる遠距離攻撃、ダークによる状態異常、ナイトメアによる瞬間移動とかなりバランスの良いスキル構成に加え、裸になれば同レベルの冒険者の3倍近いステータスとなる。 ボブゴブリンとの戦いで見せた、逃げながらレイヴンを放ち、その追尾性能によりダメージを与えていく戦法を使うことで、素早さの劣る相手であれば負けることはないかもしれない。 今回のダンジョン踏破でゴールド級への昇格条件は達成した。後は依頼をこなしていけば近いうちに上級冒険者になれるだろう。 あれこれ考えていると、いつの間にか眠ってしまっていたようだ。「さあ、みんな準備だ! そろそろ馬車が来るぞ!」 冒険者の声で目を覚ます。 外はもうすっかり明るい。 帰る準備をして、他の冒険者の後に続くようにダンジョ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-13
Baca selengkapnya

ゴールド

「おーい、ヨールっぴー? 大丈夫かーい?」 肩を叩かれているのに気づき、ゆっくりと目を開ける。少し頭がふらふらするが、なんとか生きているようだ。ベッドに寝かされていたようで、心配そうな顔をしたティーダさんに起こされたようだ。なんとか体を起こす。どうやらギルドの医務室にいるらしい。「大丈夫れふ。」 顔の左に違和感がありうまく喋れない。歯の治療で麻酔を注射されたような感覚だ。「ぶひゃーっはっはっは。ヨールっぴの顔、左側だけパンパンに腫れてるよー! パンパンマンじゃーん!」 顔面を強打され、内出血しているのだろう。両頬を手で押さえると、左側だけかなり熱を持って腫れ上がっていた。「笑わないれくらはいよ! ポーション買ってきまふ!」「ぶははははははははは。ヨールっぴは笑いの天才だねー!」 医務室から出ると、青髪の巨人と銀髪の美女が立っていた。「良かった、気がついたか! まさかここまで突き抜けた変態だとは思わなかったぞ!」「あたしに手を出すようなクソガキなんざほっときゃよかったんだ!」「この度は誠に申し訳ありまへんれした。」 心配そうな様子の青髪と鬼のような銀髪に頭を下げた。「だははははははははは。すごい顔だな!」「ぶふっ。ま、まぁその顔に免じて許してやるか!」 右側までパンパンマンにされなくて良かった。許してもらえたみたいだ。セクハラとか痴漢とかでしょっ引かれてもおかしくなかったからな。「本当にごめんらはい。ポーションを買ってきまふ」「「ぶはははははははははは!」」 腹を抱えて笑う2人を背に冒険者の店へ行き、ポーションを2個購入した。 1つ飲むと、腫れがゆっくり引いていく感じがした。左頬に手を当ててみると、熱をもっている様子もなく、まだ少し腫れている気はするが、大分良くなったみたいだ。 早速ギルドに戻り、銀髪の美女に話しかけた。「今日はご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。わざとじゃないんです」「あぁ、もういいよ。笑わせて
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-14
Baca selengkapnya

俺は空気

「そうだ、先にお店を決めないとだ!」(デートマスター黒川ともあろうものが、とんでもないミスを犯すところだったぜ。宿に戻る前にレストラン『サルバトーレ』に寄っていこう) デートではないのだが、勝手に盛り上がってしまっている。 太陽の位置的に10時を過ぎたくらいだろう。少し早足で向かう。こういう時は余裕を持って行動しないといけない。デートマスター黒川は余裕のある男なのだから。 30分もかからずレストランに到着した。既にお店の半分近くの席が埋まっている。早速ウエイトレスさんに声をかける。「すみません、マルコスさんはいらっしゃいますか?」「少々お待ち下さい」 ウエイトレスさんは可愛らしく背中のリボンを揺らしながら、店の奥へと入っていった。 しばらくすると、マルコスさんがにこやかに微笑みながらこちらへやってきた。「これはこれはヨール様。今日はどうされましたかな?」「今日お昼をこちらで頂きたいのですが、席の予約はできますか?」「おや、デートですかな? 他でもないヨール様の為ならお安い御用です」「ま、まあそんなところです。お昼の鐘から30分後くらいに伺いますね。コースメニューがあればそれでお願いします!」「かしこまりました。お待ちしております」 これで食事はばっちりだ。小さくガッツポーズをすると、握りしめた拳の辺りを見てふととんでもないことに気がついた。そう、服装だ。 通りを歩く人々の半数以上は同じように村人の服を着ているが、これから行くのは少し敷居の高いレストランである。 冒険者らしく防具を揃えるか、少し質の良い服を買うかで迷ったが、前回サルバトーレに寄る前に買い物をした古着屋に立ち寄ることにした。「すいませーん、イケイケのオシャンな服を下さーい!」 店に入り、店主に服を見繕ってもらう。だんだん緊張してきているため、語彙力が酷いことになっていた。「はい、社交的な場であればこちら、デートなどであればこちらなどいかがでしょうか」 少しごわついた黄ばみがかった白い
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-15
Baca selengkapnya

死にそう

「いい膝も頂いたことですし、そろそろいきましょうか! レストラン『サルバトーレ』ってところです。」「へー、あそこは人気でかなり並ぶみたいだよ。それと、堅苦しいから敬語はやめようか」 大通りを通ってレストランに向かうと、すれ違う人の視線がイズハさんに集まっている気がする。俺のファッションに釘付けって可能性も否定できないけどね。「クスクスッ……。なぁにあの格好?」「どうせ売れ残りでも掴まされたんじゃないの? 流石にアレはないっしょ?」 こちらを指差してるカップルは間違いなく俺の悪口を言ってるな。 今日の俺はそんな小さな事気にしないよ……と言いたいが、少しは傷つくんだぞ。 馬鹿みたいな格好をしてるのは自覚しているけど。 さて、ここで問題です。手を繋ぐべきでしょうか、繋がないべきでしょうか。 ……答えは簡単! 手を握ろうとしたら人差し指の骨を折られそうになったので、二度と変な真似をしてはいけません!「なあヨール、お前いくつだ?」「そろそろ17歳かなぁ。イズハさんは……いつから冒険者をやってるの?」 危ない危ない。年齢を聞こうとしたら右の拳を握りしめるのが見えた。年齢と体重を聞いた時、俺は死ぬだろう。「あたしは3年くらい前かな? 兄貴と一緒に始めたんだ。居ただろ、青髪のでかいのが。アレがあたしの兄貴。で、あんたは?」「へぇ、ダズさんと兄妹なんだ! あんまり似てないね。俺は1週間くらい前からかな?」「は? そんなんであの赤髪達とダンジョンに潜ったってこと!?」「いや、パトリックさん達は知り合いなだけで俺はソロだったよ。俺が裸で落とし穴からセーフゾーンに落ちた時は、話を作って庇ってくれたんだ。」「な、なおさらおかしいだろ! あたしより弱いのにどうやって……」「まあまあいいじゃない。ちょうど到着したし、続きは店の中で話そうよ!」 サルバトー
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-16
Baca selengkapnya

好きな歌

「こちらトマーテの冷製スープになります」 危ないところだった。ウエイトレスさんが次の料理を運んでくれた。イズハさんはエールのおかわりを頼んでいた。 スープは、ニンニクの食欲をそそる香りと、貝の出汁と白ワインのような味わいが感じられる。オレガノのようなハーブの香りが全体を引き締めているようだ。「このスープも美味しいな! ヨールお前女に合わせて酒飲めねえとモテないぞ!」「な、なるほど! 初めてお酒を飲むから迷惑かけたらまずいかなと思って」「そんなもんは迷惑かけてから気にすりゃいいだろ! 裸でうろつく変質者が何言ってんだか。ほら、飲め飲め!」 言われるがままペースを早める。その後魚料理、肉料理ときて、エールを4杯も飲んでしまった。イズハさんは9杯目のジョッキを掲げている。大分酔いが回ってなんだか楽しくなってきた。「えー、イズハっぴ冷えたエール飲んだことないのー? 今度また行こうよー!」「なんだヨールてめえ酒も喧嘩も弱いくせにあたしを誘おうってか! 上等だかかってこい! わはははははは!」 酔っ払ってティーダ化したヨールとすっかり出来上がったイズハは、最後にデザートを食べ、店を後にした。「よーし、ヨール! もう一件行くかー?」「今日はこれくらいにしてまたにしよう! この街からエールが無くなったらみんな困っちゃうもんねー! だはははははは!」「雑魚だなてめえは! わはははははは!」(次の店に行ったら確実に吐く。俺のシックスセンスがそう告げているぜ……) なんとか難を逃れ、イズハさんを宿まで送って行くことにした。ギルドから歩いて1時間くらいの所に住んでいるらしい。 定期的に肩を小突かれるので、そろそろ俺は死ぬかもしれない。 しばらく歩いていると、カントリー調の歌が聞こえてきた。この世界にも路上ライブをしている人がいるみたいだ。「あれれー、イズハっぴー。歌が聞こえるぞー」「ありゃギータだな。なかなかいい歌じゃねえか!」「これはこれはイズハ隊長、お歌
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-04-17
Baca selengkapnya
Sebelumnya
1234567
Pindai kode untuk membaca di Aplikasi
DMCA.com Protection Status