第 0188 話

彼女はそれを受け入れなかったが、伯母さんが受け入れたことで、無視するわけにはいかなかった。

決して悪者にはなりたくなかった。

しばらくして、ノックの音が響いた。

玲奈は部屋の中で音を聞き、尋ねた。「誰ですか？」

「私、淡路美音よ」

一瞬ためらったが、玲奈は最終的にドアを開けた。

美音がドアの前に立っており、手にはスープの入った容器を持って微笑んでいた。「玲奈ちゃんが降りてこなかったから、スープを持ってきたわ。伯母さんが煮たの、とても美味しいのよ」

玲奈は小さな声で答えた。「あまり食欲がないんです」

美音はスープをテーブルに置き、彼女を見つめて尋ねた。「私が来たから食欲がなくなったの？」

「そん