息子の心の声が聞こえる恩知らずの養女
さくらは養女で、不思議な力で兄の健太の心の声が聞こえる。
私は健太に厳しく接し、上を目指すよう求めていた。そんな中、さくらがこう言い放った。
「お母さんは私たちを他人に自慢するための道具としか見ていないのよ。本当は私たちのことなんて愛していないんだわ。
お兄ちゃん、勉強が嫌いで自由が欲しいのは分かってる。好きなようにすればいいわ。家のことは全部私に任せて」
そうしてさくらは家の全てを相続することになった。
一方、健太は空港へ向かう途中で交通事故に遭い、命を落としてしまった。
目を覚ますと、今度は私にも健太の心の声が聞こえるようになっていた。
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