致命的なカラコン
妹はもう5か月間もカラコンを外していない。
心配になって、私はそのまま病院へ連れて行った。
幸い角膜には損傷がなく、目薬をもらっただけで済んだ。
しかし、まさか妹が私に恨みを抱くなんて思いもしなかった。眠っている間に彼女は仕返しをしてきたのだ。
「目なんて再生するんだから!染色がもうすぐ完成するところだったのに、あんたのせいでまたやり直しだよ!」
最期の瞬間、私は妹の顔を見た。飛び散った血で真っ赤に染まったその顔には、私への恨みが浮かんだ。
次に目を開けたとき、妹はソファに座り、友達に自慢げにカラコンの話をしていた。
でも、今回彼女がつけているのはまさに「致命的カラコン」だった。
270 조회수Completed