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第4話

俊介は私がほのめかした離婚について、同意も拒否もせず、私とのコミュニケーションを一切拒み、私たちは冷戦状態になった。

多分、あの日の雨が原因で、彼はもう若くないから体の抵抗力も落ちて、翌日には少し熱が出ていた。

私はもう彼が体調を崩すたびに大騒ぎして、彼の代わりに苦しみを受けたいなどと思うことはなくなった。

料理は自分の分だけ作り、食べ終わったら公園で運動したり、たまに友達と街をぶらぶらする。

ついでに新しい部屋も見て、数日後には引っ越そうと考えていた。

家のことを気にしなくなったら、心が確かに軽くなった。

私が離婚を持ち出したことはすぐに息子の耳に入った。

息子はまだ海外にいて、最初は私が数日だけ騒ぐと思っていたらしい。

しかし、俊介が微熱から高熱に悪化し、隣人が救急車を呼んで彼が病院に運ばれた時、私は太極拳をしていた。息子はそこで初めて私が「ただの騒ぎ」ではないことに気付いた。

息子は嫁と孫娘を連れて急いで海外から帰ってきた。

嫁は病院で俊介の看病をし、息子は家に戻ってきて私を問い詰めた。

「母さん、一体いつまでこんなことを続ける気なんだ。父さんは母さんのせいで入院したんだぞ!」

彼の顔は怒りに満ち、まるで私が大変な間違いを犯したかのようだった。

「母さんも父さんもいい年をして、離婚なんて話をして、周りの人に笑われても平気なのか。お互いに少し我慢すれば済むことだろう。そんな意味不明なことを言うなよ」

これまで息子が海外にいる仕事に支障が出るのを恐れて、私は彼がどうして俊介を手助けして嘘をついたのか尋ねなかった。

今こそ、その機会が来たのだ。

私は尋ねた。「あんた、お父さんと優子のこと知ってたの?」

息子は一瞬固まったが、すぐに納得した様子で、私に対して申し訳なさそうな態度は一切なかった。

「それで離婚するのか?ただ写真を撮っただけで何があるんだ。母さん、俺が言いたいのは、父さんは成功した人なんだ。歳を取っても誰かに思われることくらいあるさ。今すぐ父さんの看病に行かないなら、俺は優子さんに電話して行かせるぞ」

私は息子がそんなことを言いながら、私は小区から配られたばかりの太極拳服を整理していた。

以前から何人かが一緒に公園で太極拳をやろうと誘ってくれていたが、俊介の朝食の時間と被っていたため断っていた。

この数日は他人のこ
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