第4話

銀時は激怒し、「馬鹿げてる！彼女が死ぬわけがない！」

彼は中に入っていくと、いくつかの棚の奥で誰かが縮こまっているのが見えた。

銀時は震え始めた。私もその後をついていった。覚悟はしていたが、自分の遺体を見るのは少し怖かった。

目を見開き、前方を睨みつけている私の顔は凍りつき、十本の指には乾いた血が付いている。

床や壁には私が苦しみながらもがいた痕跡が残っていた。

目が合うと同時に、銀時はよろめき、膝をついた。

彼は手を伸ばし、触れようとしたが、恐れを抱いた。

「いや、これは彼女じゃない、ありえない！」

「冷凍庫は廃棄されたものだ、どうして稼働している！」

「すぐに監視カメラの映像を持ってきて、何があったのか調べろ！」

彼は壁に残された血痕を見て、唇を震わせながら立ち上がり、私の方を向き、また壁を撫でてから私を見る。

手は凍ってしまっていたが、それでも血まみれで、十本の指は全て血で染まっていた。

銀時は狂気を孕んで私を抱きしめた。「美樹、これは君のいたずらだろう？全部嘘だろ？起きて！

信じられない、君がこんな風に死ぬわけがない、美樹、早く起きて！

私はもう君を責めたりしない、反省なんてしなくてもいい、早く！早く起きて！

何か言って、僕に話しかけて！」

彼は私を何度も揺さぶったが、私の身体は凍りついており、彼の力に押されて床に落ちた！

銀時はよろめき、そのまま倒れ込んだ。

ドアの外で待っていた由衣は青ざめ、しかしすぐに冷静さを取り戻し、「銀時、彼女はもう死んでる、諦めて」と言った。

銀時は振り返って由衣を見ると、次の瞬間には怒りの声を上げた。

「彼女は死んでいない！死ぬわけがない、ありえない！」

彼が連れてきた医師が近づき、首を振った。「坂田社長、すでに息をしていません」

そのとき、門番が駆け寄ってきた。「坂田社長、監視カメラは壊れていますが、私たちはドアの外でずっと見張っていました！」

銀時はひどく混乱した。それは、当日に入ったときには冷凍庫はすでに稼働していたということを意味する。

彼は周囲を見回し、「一体どういうことだ！」と叫んだ。

彼は服を脱いで私を包み、私を抱き上げて外に飛び出した！

「美樹、病院に連れていく。君は死んでいない！

もし助けられなければ、みんなを皆殺しにする！」

銀時は車を猛スピードで走らせ