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第3話

体の異常を和らげるため、小林がまだ出てこないうちに、私は手を伸ばしてこっそりブラジャーのホックを外し、リラックスするつもりだった。

しかし、私がボタンを留める前に、小林は早々に出てきた!

言いにくかったのは、彼が半透明のボクサーブリーフ一枚しか履いていなかったことだ!

さっき私が手渡したのものだった!

さらに悪いことに、目の前の膨らみから目が離せなかった。

「姉さんがこのスタイルが好きだなんて知らなかったよ」

小林は鼻で笑い、私の方に歩いてきた。

「いや、そうじゃなくて、君のためにベッドにあったのを適当に見つけただけなんだ......」

私は本当にただベッドの上から適当に一枚選んだだけで、決していやらしい気持ちはなかった。

「姉さん、そろそろ薬を塗るのを手伝ってくれないか?」

小林はリクライニングチェアに座り、両足を大きく開いて、まるで水浴びをして快楽を待っているかのようだった。

私は軟膏を手に取り、顔を真っ赤にして歩み寄った。

「ちょっと痛いかもしれないから、我慢してね」

私は腰をかがめ、小さなスプーンで白い軟膏をすくい上げ、赤く腫れた腕にそっと塗った。

「姉ちゃん、いい匂いだよ」

「いい匂い?」

私は近づいて軟膏の匂いを嗅いだが、特に何の匂いもしなかった。

「あなたのことだよ、姉さん」

このとき私は、小林が私を見ている目が無邪気ではなく、まるで私を一口で飲み込もうとしているかのような、熱い攻撃性さえ感じられることに気づいた。

さらに悪いことに、今になってようやくブラジャーのホックを留め忘れていたことに気づいた。

私が身を乗り出す動きと相まって、小林の目は火の玉のようで、私の体にじりじりと欲望を叩き込んだ。

私は恥ずかしくて赤面し、ボタンを留めようと手は忙しかったが、緊張すればするほどミスが増え、どうして留められなかったのだ。

次の瞬間、小林が立ち上がって私の肩を抱き、熱い息を吐きながら私の首の後ろに頭を埋めた:

「姉さん、手伝うよ」

後ろから私の服の中に手を入れた彼の手は、ドジョウのように濡れて滑りやすかった。

「ホック......留めたの」

私の後ろの人は何も言わなかったが、彼の手の動きは落ち着きがなかった。

彼の冷たい指先は私の肩甲骨を優しく撫で、腰のあたりをなぞった。

「姉さん、肌がすごく滑らかだね」

私は唇を噛みしめ、背中の筋肉を緊張させて口から出そうになる呻き声を抑えた。

私が彼の束縛から解き放たれようとしたとき、彼は私の両手をずっと下に持っていった。

やけどを負ったように、私の体は上向きになったが、彼の大きな手に押し戻された。

「姉さん、俺を我慢させたままでいられるの......」彼の声が小さくなった。 「それに、姉さんも欲しいだろ」

小林は私のタイトスカートを腰まで押し上げ、彼の指は軽快に中に入ってきた。

「やめて......」

最後の正気が揺らいだ。

「姉さん、濡れてるよ」

小林は指を引き抜き、餌を探す狐のように微笑みながら、指をくねらせた。

羞恥心と興奮が突然私を圧倒した。

しかし、それ以上に予想外だったのは、小林が不意に舌を伸ばし、私の視線の下で指先をいたずらっぽく舐めたことだった。

「おいしい」

まるで耳元で巨大な爆発音が響き渡るかのようだった。

私の目は情欲で霞がかかったようになった。

小林は鼻で笑い、私の最後の防御を取り除いた。

そして私の体もついに解放されたようだ......

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