Все главы 人生の続きは異世界で~交換スキルの代償は金銭NG!?~: Глава 31 - Глава 40

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第31話 情報収集と今後の方針

朝になり、宿屋の前でカサネと合流してから近くの食堂で今後のことについて話すことにした。「カサネはどこに向かう予定だったんだ?」 「特に目的があるわけではないのですが、王都は一度見に行こうと思っていました。ここからそう遠くないらしいですし」王都か。一日経っているしミア達と襲撃者の件も落ち着いているだろうか? 俺達も特に目的はなかったし、危険がなさそうなら向かっても良いかもな。「王都か、俺も行ったことがないからちょうどいいかもな。念のため冒険者ギルドや商業ギルドで情報収集して問題なさそうなら向かおうか」 「そうしましょう。そういえば昨日宿の人から聞いたんですが、街の北の方で黄金竜が出たらしいですよ。知ってました?」 「あ~うん。一応。その話についてもついでに聞いてみようか」あまりその話を信じていない俺は微妙な反応しか返せなかった。 カサネはその様子を不思議そうに見てきたがここで話すようなことでもないので、適当に別の話題を振って流すことにした。 食事を終えてまずは冒険者ギルドに向かう。 受付で王都方面の動向を伺うとやはりミア達と襲撃者の衝突があったらしい。「なんだか高貴な方がお忍びの旅から戻る途中だったらしくて、そこに盗賊一味が襲撃を仕掛けて結構な大捕り物になったらしいですよ」 「高貴な方達の方は無事だったんですか?」 「さぁ?詳しいことまでは。盗賊側はほとんどが捕まったらしいので、護衛をしていた人達が倒したのではないかと思いますが」 「なるほど。ありがとうございました」それだけ聞いて受付から離れる。「なんだか大変なことが起きていたようですね。気にされていた様ですが、もしかしてお知り合いだったりするんですか?」 「うん。ちょっとね。あとで話すよ」そう言って、今度は商業ギルドの方へ向かった。 受付で黄金竜のことについて聞いてみる。「あ~黄金竜ですか。あれはやっぱりデマだったみたいですよ。調査したところこの街も含めて近辺の村や町でも黄金竜を見た人は居なかったらしいです。いったいどこからそ
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第32話 魔法の交換!?

街を出てしばらく街道を歩いていると、道の先に何かの焦げ跡や周囲の草木が荒らされている一帯が見えた。近くには何かを調査しているような人達の姿も見える。恐らくあそこが戦闘のあった場所なのだろう。 邪魔をしない様に少し避けてそばを通り抜ける。「あの様子だと結構な人数同士での戦闘があったみたいですね」 「そういうの分かるんだ?」 「えぇ、戦闘のあった場所の広さとか傷のつき方とかでなんとなくですけどね」その時、横になっていたロシェがすっと立ち上がった。『何か近づいてくるわ。野生動物かしら、2,3匹だと思うけど気を付けて』 「分かった。カサネさん野生動物か何かが2,3匹近づいているらしいです」 「えぇ。ここは私に任せて下さい」そういうとカサネさんはポーチの様なものから杖を取り出し、近づいてきた動物たちに構えた。「アイシクルアロ-」その声に反応して杖の先から数本の氷の矢が生み出され、放たれた矢は正確に動物たちを貫いた。「おぉ、すごい!」 「?・・・」何だろう?何だかカサネさんの様子がおかしい。矢を放った姿勢のまま困惑したように固まっている。「あのアキツグさん・・・・どうしましょう?」 「え?何がですか?」 「えっと、その魔法の交換に同意しますかって聞かれているんですけど」 「えっ?」カサネさんの言葉に、慌ててスキルを確認してみると、スキルレベルが上がっていた。-------------------------------- スキル:わらしべ超者Lv5 (解放条件:特定条件下で相手が交換に同意する) 自分の持ち物と相手の持ち物を交換してもらうことができる。 自分の持ち物と各種サービスを交換してもらうことができる。  手持ちの商品を望む人に出会える。 条件を満たした相手と知識を交換できる。ただし相手からその知識は失われない。  ※相手が同意したもののみが対象となる。 条件を満たした相手と魔法を交換できる。
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第33話 スキルの検証1

その日の夜、野営地で食事を取りながら先ほどのスキルの件について話しをしていた。 「せっかく得たスキルだし試してみたいところだけど、カサネさんは使ってない魔法とかはないか?」 「使ってない魔法ですか・・・う~ん。一応代用の利く魔法ならディグですかね」 「それってどんな魔法?」 「地面を掘る魔法ですね。普段は使いませんし道具さえあれば代用はできると思うので」 「なるほど。とりあえず、交換対象の交渉が完了しなければ交換されないと思うからそこまで試してみても良いか?」 「交渉まで、ですか。分かりました。アキツグさんを信じます」 「ありがとう。それじゃぁ、君の魔法ディグと交換したい」 「・・・・・・さっきの同意確認の声は聞こえないですね」 「あれ?これじゃダメなのか。カサネさんはさっき条件を満たしたはずだから、これで行けると思ったんだけど。てことは魔法ごとに何か条件があるとか?」 「かもしれませんね。ディグも使ってみましょうか?さっきはアイシクルアロ-を使った後に同意確認の声が聞こえましたし」 「そうだな。頼む」カサネはまた杖を取り出すと今度はそれを地面に向けた。「ディグ」その言葉に応えるように杖が指していた地面に穴が開いていく。「便利なものだな。そういえば詠唱とかは必要ないのか?魔法って詠唱とか魔法陣とか必要なイメージだったけど」 「高度な魔法になると必要になりますね。私が使っている魔法も詠唱した方が精度や威力が上がるんですけど、普段は速度重視で詠唱破棄しています」 「へぇ。そんなこともできるのか」 「あ、同意確認の声が聞こえました。アキツグさんが実際にその魔法を見るのが条件に含まれているみたいですね。それでは、同意・・・します!」「「相手が魔法ディグの交換に同意しました。交換対象を提示することで交渉が可能です」」カサネさんが同意すると俺にも交換交渉の声が聞こえてきた。 こういう感じになるのか。やはり順序が気にはなるが、そちらは一旦置いておいて 彼女に手持ちで高そうな品を一通り提示する
last updateПоследнее обновление : 2025-03-24
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第34話 スキルの検証2

俺の説明を聞いていたカサネさんは、途中で何かに気づいた後、納得したように頷いた。「そんなことがあったんですか。言われてみれば、アキツグさん食事の支払いも物々交換でしてましたね」 「やっぱりスキルのことを知ると物々交換のことにも気づけるんだな」 「あの時は不自然に感じませんでしたけど、スキルのことを知った後だと良く相手に拒否されないなと思ってしまいますね」 「ほんとにな。さて、本当なら交換した後で戻せるのかとかも知りたいところだけど、流石にリスクが高いしそっちは今後機会があることに期待するか」 「・・・良いですよ。交換しても」 「えっ?いや、でも戻せなかった時に後悔しないか?」 「絶対しないと言えば嘘になりますけど、ディグなら仮に使えなくなっても戦闘面で影響することは少ないですから」有難い申し出だけど、どうしたものか。 交換が成立する以上、同じ内容で交換できないということはないと思うのだが、絶対とは言い切れない。でも、この機会を逃したら次はいつになるか分からないしなぁ。「それじゃ、頼んでも良いか?もし返せなかった時はできる限り代替になる方法を探すから」 「そこまで気にして下さるだけで十分です。それにその場合は対価として私もどちらかの魔道具を貰うことになりますよ?アキツグさんは大丈夫ですか?」 「あぁ、大丈夫だ。それじゃ交換しよう」 「はい」お互いの意思を確認すると、消音のブーツがカサネさんの手に渡り、俺は魔法を得られた感覚があった。 念のため能力を確認してみる。-------------------------------- スキル:わらしべ超者Lv5 (解放条件:特定条件下で相手が交換に同意する) 自分の持ち物と相手の持ち物を交換してもらうことができる。 自分の持ち物と各種サービスを交換してもらうことができる。  手持ちの商品を望む人に出会える。 条件を満たした相手と知識を交換できる。ただし相手からその知識は失われない。  ※相手が同意したもののみが対象となる。
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第35話 王都ハイロエント

スキルの検証も終えて、その後はお互いのこれまでの話などをしながら旅を続けていた。「アキツグさんはまだこの世界に来て1か月程度なんですか。それでもうこんな風に馬車で旅をしているなんてすごいです。私なんて最初の二か月くらいは村でこの世界のことを知ったり、生活に慣れるのに精一杯でしたよ」 「元々旅や野宿には慣れていたからな。俺の場合は生活環境を整えるためにも取引するしかなかったし」 「村の人に助けて貰えた私は運が良かったです。スキルのことを学ぶ時間もありましたし」 「そういえば、カサネさんのスキルってどんなのなんだ?魔法とは別なのか?もちろん話せないなら聞かないけど」 「アキツグさんのも教えて貰いましたし、話しますけど他の人には内緒ですよ?私のスキルは魔法の才能強化です。魔法の成長速度とか消費魔力の軽減とか魔法に関する能力を強化してくれます。複数の魔法を扱えるのもこのスキルのおかげですね」カサネさんは火、水、風、地の四属性の魔法を扱えるらしい。普通の魔法使いは相性の良い一、二属性程度が普通だとか。 カサネさんが二年くらいでBランクまで上り詰めたのも納得の理由だった。もちろん才能に驕らずに技術を磨き続けた彼女の努力があってことだが。「新しい魔法を覚えることもあるので、もしかしたら交換した魔法をまた覚えられる可能性はあるのかもしれませんが、一度失った魔法を覚えられるのか確証が持てなくて。。すみません」 「いやいや。俺もスキルのこと分かってない部分あるし、慎重になるのは当然だよ」カサネさんは申し訳なさそうに謝っていたが、この世界に来て魔法が頼みの綱だった彼女にとってその魔法を手放すのを躊躇うのは当然の反応だろう。 そんな話をしながら数日後には、王都ハイロエントに到着した。 ハイロエントは遠目から見てもかなり大きな都市だった。周囲を城壁がぐるりと取り囲み、街の奥の一段高くなった所に城が築かれている。城の中央には大きめの庭と王宮が作られているらしい。 検問を通り城下街に入ると、今までよりさらに賑やかな街並みが目に入ってきた。「これはすごい人通りですね。流石王都です。エストリネア大陸の方でもこ
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第36話 王城へ

カサネさんと合流してから近場の飲食店に入り、お互いの情報を交換する。「アキツグさんが良い宿を抑えてくれて助かりました。こっちは素材が高く売れたのは良かったんですけど、そのせいか妙に高そうな宿を紹介されてしまって」 「これだけの街だし裏で繋がりとか小競り合いとか色々あるんだろうな」 「そうですね。ライバル店も多そうですし。それにしてもえっと、ミアさん?は戻れていたようで良かったですね。会いに行かれるんですか?」旅の途中でカサネさんにはエルミアとの出会いも話していた。 当然ながら話した時は、信じられないといった顔で驚かれたが。 確かにミアからは遊びに来てと言われていたが、一般人が気軽に会えるような相手ではないだろう。「いや、流石にな。行ったところで門前払いされるだけだと思うし。無事だったのが分かれば十分だ」 『人間社会っていうのは面倒ね。友達に会いに行くことすら憚れるなんて』 「そう言われると辛いが、こればっかりはなぁ。まぁ、今なら隠れて会いに行けるかもだけど・・・いや、姿を隠しても王宮には感知する魔法くらい掛かってそうだな」 「怖いこと考えますね。もしそれで捕まったらどんな刑に処されるか。。」 「想像したくもないな。やめておこう。まぁ、でもせっかく王都まで来たんだ。近くまで見に行くくらいは良いだろう」 「ギルド証などで身分を証明できれば王城の入り口付近までは近づくことが許可されているみたいですよ」 「それじゃ、宿で部屋を取ったら行ってみるか」王城は長い石階段を上った先にあった。階段には他にも城を一目見に来たと思われる人達の往来で賑わっている。 俺達も同じように城の入り口まで来ると、真新しそうなしっかりした城門の奥には広場の様なものが見え兵士たちの訓練風景を見ることができた。王宮はさらに奥の方にあるようである。「これは、城の中だけでもかなり広そうだな」 「ハイロエントはこちらの大陸でもかなりの勢力を持つ王国みたいですから。それだけ防衛にも力を入れているのでしょう」そんなことを話していると、後ろから聞いたことのある声が掛けられた。
last updateПоследнее обновление : 2025-03-27
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第37話 非公式の面会許可

扉を閉めたゴドウェン隊長はふぅ、と一息つくと俺達に座るように促したあと自身も椅子に座った。「突然悪かったな。あんなところであの時の話をするわけにもいかないので場所を変えさせてもらった。随分早いが姫様に会いに来たのか?」 「いや、あの後カルヘルドの南で戦闘があったって聞いて、少し心配になりまして。無事なのかどうかだけでも確認できればと思ってきたんです。あとは王都の観光も兼ねてました」 「なるほどな。姫様はもちろん無事だ。だが、そんな話姫様が聞いたら怒りだすぞ。姫様はお前達のことを随分気に入ったみたいでな。もし訪ねてきたら必ず連絡するようにと指示されていた」 「そ、そうなんですか。いえ、もちろん会いたくなかったわけではなく俺なんかが面会を求めても許可されるはずがないと思ったわけでして」 「まぁ、確かに公式の場での面会は難しいだろうな。だが、非公式であれば方法はある。今確認をとっているから少し待ってくれ」と、そこでちょうど扉がノックされ、一人の兵士が入ってくるとメモの様なものをゴドウェンに渡す。「ふむ。明日の昼過ぎであれば時間を作れるそうだ。悪いが明日もう一度こちらまで来て貰えるか?入り口の兵士に俺の名を伝えて貰えば迎えに行く」 「分かりました。色々とお手数お掛けしてしまいすみません」 「なに、これも仕事の内だ。気にしないでくれ」そのあとまた兵士に呼ばれたゴドウェン隊長と別れて階段を下りていく。「なんか、意外なほどあっさり面会の段取りができてしまったな」 「あの方が近衛隊長だからでしょうね。普通ならこんなに簡単に話は通らないと思いますよ」 「そうだよな。城の入り口で会えたのは幸運だった」俺が頷いていると彼女がふと気づいたように聞いてきた。「そういえば、私は前回の件には関わっていないんですけど、明日同行しても良いんでしょうか?」 「あの場でゴドウェン隊長に特に何も言われなかったし大丈夫じゃないか?もし明日何か言われた時は悪いけど街の方でも見て回っててくれ」 「そうですね。分かりました」その後は広場の方まで戻り、珍しそうなお店
last updateПоследнее обновление : 2025-03-28
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第38話 エルミアとの再会

王宮に入りとある一室に通されるとそこにはエルミアが待っていた。「アキツグ!ロシェ!来てくれて嬉しいわ」こちらに気づいたエルミアは駆け寄ってくるとロシェに抱き着いた。『ちょっと、急に抱き着かれたらびっくりするでしょう。まったくもう』ロシェはやれやれといった感じだが、嬉しそうにされるがままになっている。 ゴドウェンさんは気を利かせたのか部屋の外で待機してくれるようだった。「あら?そちらの方は?」そこで漸くカサネさんの存在に気づいたようでミアが尋ねてきた。「初めまして。冒険者のカサネと申します。お会いできて光栄です」そう言うとカサネさんは丁寧にお辞儀した。「初めまして。私はエルミアよ。アキツグさん達の仲間なのよね?今はプライベートだしそんなに畏まった挨拶は不要よ。気楽にして頂戴」 「え、えぇと・・・はい。分かりました」カサネさんはしばらく視線を彷徨わせていたが、俺達の様子を見て観念したのかそう返した。「なんにしても、ミアが無事に戻れていたみたいで安心したよ。南でも戦闘があったみたいだから心配していたんだ」 「そうなの。あの後カルヘルドを出た後も襲撃者達に襲われてね。流石に真正面からぶつかっては勝てないと悟ったのか途中で引いたみたいだったけれど」そう言いつつもまだ何か気にかかることがあるのかミアの表情は晴れない様子だった。「何か気になることがあるのか?」 「う~ん。なんだか王宮に戻ってからも偶に誰かの視線を感じる気がするのよね。王城内に怪しい人物が居れば分かるはずなんだけど」何だか不穏な話になってきた。もしかしてまだ例の襲撃者の連中が諦めずに何かを企んでいるのだろうか?「そういえば、例の襲撃者達については何か情報掴めたのか?」 「あぁ、あの連中ね。こちらでも何名か捕まえたんだけど、下っ端には詳しいことは何も知らされていないみたいでね。結局何も分からなかったわ」 「そうなのか。だとするとまだミアが狙われている可能性もあるのかもしれないな」 「そうね。こ
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第39話 不穏な手掛かり

「えっ?それじゃ、カサネさんはロシェの言葉分かるようになったの!?」 「はい。アキツグさんのスキルのおかげで」以前にミアがロシェと話したいと言っていたので、知識の交換の部分については話すことにした。「え~いいなぁ。知識、知識かぁ。流石に国の内部に関わることは渡すわけにはいかないし。私個人で出せるもの・・・う~ん・・・」彼女は必死に考え込んでいるが、なかなか良い案が出ないらしい。王女といえば専門的な知識は王族に関わるものが多くなるのだろう。「まぁ、そこまで無理して今考えなくても・・・」 「ダメ、せっかくのチャンスだもん。私もロシェと話したい!」今すぐじゃなくてもと思い提案した俺の意見も言い終わる前に却下された。 それほど彼女にとっては大事なことらしい。「そうだ!私が今まで書き留めたこの王都と王国周辺の情報と交換ならどうかしら。大陸地図もあるわよ。記載があるのは調査済みのところまでだけど」そう言いながら彼女は部屋の隅にあった棚の引き出しから紙束と地図を取り出して持ってきた。「情報って大丈夫なのか?」 「あぁ、情報って言っても機密的なものではなくて。私個人が趣味で調べたものよ。王都のお勧めポイントとか周辺の町や村に行ったときに知ったこととかね」そう言って彼女が見せてくれたのは確かに一般の人でも知り得そうなものだった。 昨日カサネが絶賛した洋菓子店のことも記載してある。 そして大陸地図、これもかなり遠方の情報まで記載されていた。 今まで行き当たりばったりで行動していた俺からすれば是非とも欲しいものだった。「「相手が王都ハイロエント及び周辺地域の情報の交換に同意しました。ハイドキャットの言語と交換可能です」」カサネさんの時と同様にそんな声が聞こえてきた。「交換できるみたいだ。俺としても有難いし交渉成立だな」 「本当?やった!ロシェ、私もお話しできるようになったよ!」話を聞いていたロシェはミアの方に近寄って顔を摺り寄せた。『良かったわね。私もミアと話せるよう
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第40話 国王暗殺計画!?

慎重に扉を開けるとそこには地下への梯子が掛かっていた。梯子の下の方も真っ暗なので、降りた先にまだ道があるのだろう。 梯子を下りて、少し先に進むと先の方に小さな明かりが見えた。『気を付けて何人かいるわ』ロシェの言葉により注意して進む。足音はしないが何かを蹴飛ばしてしまったら、そちらの音まで消すことはできないからだ。 そうして近づくと段々と男の怒鳴り声が聞こえてきた。「何やっているんだ。慎重に行動しろと言ったはずだろう!襲い掛かった挙句、捕まえることもできずに逃げ帰ってきたとは。お前は計画を台無しにする気か!」 「い、いやだから慎重に行動したんですよ。商人の男一人だけになったところで角から不意打ちするところまでは上手くいったんです。なのに、男が何かしたようにも見えなかったのに突然手に痛みが走ってナイフを落とされたんです」逃げてきた男は必死に弁明していた。「そんなわけがないだろう。今まで見た限り奴はただの商人だ。そんなことができるようには・・・いや、待て。そうかハイドキャットか」 「ハイドキャット?」 「奴らには従魔登録したハイドキャットが居るらしい。まったく姿を見せないから偽情報か別行動でもしているのかと思ったが、ずっと姿を消したまま同行していたのか」上司らしき男の言葉に周りの男達も含め動揺の声を上げる。「な、何でそれを教えてくれなかったんですか?それさえ知っていれば俺だって安易に襲い掛かったりしなかったですよ!」 「黙れ!ならお前はハイドキャットの生態を詳細に知っているのか!長時間隠密行動ができるのならいつ居て、いつ居ないかの判断などできんだろう。それに言い訳したところでお前の失敗した事実は覆らん」 「そ、そんな・・・」男はそれ以上何も言えず沈黙した。「まぁ、済んだことは仕方ない。あくまで奴らを人質に取るのは囮用の計画だ。主目的に支障はない。二日後、内通者の手引きで王城内部に侵入する。そのまま深夜まで待機し、モルドナム国王を暗殺して内通者と共に脱出する。その日、兵の食事には内通者が睡眠薬を混ぜる予定になっている。起きている者もいるだろうが
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