All Chapters of 白銀のケンタウロス: Chapter 41 - Chapter 50

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賄賂と食欲魔人レグルス

それにしても、この賄賂の皮袋に入っていた酒こうもご利益があるとはさすが、食欲大魔神のレグルスさん本当に不思議なオルゴールと皮袋だよね。たまに忘れてもちゃんと戻ってくるし 必要な物は必ず入っている特に今回の薬や包帯それにレグルスさんに会いにいこうと話してたら オルゴールが光を放って 皮袋も発光!で、皮袋を手に取った途端 びっくり!して皮袋を見たら このワイン(最初に見ると・・贈り物用にリボンと綺麗な包装紙で包んであったしかもレグルスさんに渡せとばかりにカードには「レグルスさんへ」と書かれた)お酒の3本と・・街や城に入る通行証 アーシュさんを休ませられる宿・・宿のパンフに 宿を取るのに必要な路銀入りの財布まで現れた。細かいサービスだ、ワン ありがとう 皮袋 感謝ですワンワン「さて、口の堅い医師なら すぐ連絡がとれる」「ワインの一本はもう一人の酒好きにやるか ふふふ」にんまり満足そうなレグルス◆ ◆ ◆「ところでその医者なんだが軍医でな・・もうすぐ部隊の移動もあって、街へは出るのが難しいだ」「彼をここに連れて来ないとしかし、本当言うと街でならともかくここは、仮にも王宮 しかも治療の相手は 敵国」「その黒い髪などの特徴的な黒の国の人間治療が無事に済んだら、そうだな どうなるかは分からないが、安全を考えて、宿に身を隠せ、分かったな」レグルス◆ ◆ ◆またワインを口にして レグルスは言葉を続ける。「それから 多分、リアン殿はあの時 まだ子供だったから、アーシュ殿の事はあまり覚えていないとは思うが」「え!」「ええ!」
last updateLast Updated : 2025-02-13
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少し過去の時間(数年前)憂い顔の青年リアンと楽器とエイルの独白

「え!リアンさんがいるんですか!ワン!」  「ああ!今では、なんと私の上官で 酒飲み友達だ! リアン殿・・結構!酒が強くて飲みあい勝負で3回のうち1回は彼が勝つ」「本当に強いぞお 酒好きでな この酒を見たら眼の色を変えるだろうな」「リアン兄さま!此処にいるの?ごめんねワン子さん すぐ戻るから」「はい?ですワン」ワン子にそう告げるとエイルはフッと姿を消す◆ ◆ ◆兄さま・・・あ!いた    何やら 地図と幾つかの書物や報告書と広げて・・難しい顔をしているリアン。すぐ傍には磨かれた琴やリュートがぽっんと置いてあるため息をついた後、その楽器に目をやるリアンだが、すぐまた、真剣な眼差しで地図を眺めている。「リアン兄さま・・あれ!」 何か変 そう!、ちょっとだけ髪が長いそれに、右手‥良く琴やリュートを奏でていた。右の手・・腕・・。◆ ◆ ◆エイルは心の中で呟くこの頃は  兄様はずっと忙しくて 王宮か戦地にいた少し離れた地方の王(辺境に左遷した王族)の子供である私とは会う機会がなくて手紙でやり取りはしていたけれどそういえば親の薦めもあって、レリヤ姫と婚約したばかりでレリヤは、胸が大きくてしっかり者だったな・・あの子あの後で、突然、現れたアーシュの横槍(?)せいで、婚約解消したっけまあ、でも、あの頃は、本当は兄さまの役に立ちたくてそれに当時は、黒の国に戻って連絡不通になったアーシュの事も知りたかったから国の極秘情報も扱ってる 軍に入りたかっただけど語学の試験と魔法の試験で落ちてしまった・・だよね。魔法、癒しの魔法をかけたら、何故か近くの建物が吹っ飛ぶし格闘技は抜群で、剣の方は良い点をもらえたのに!苦手の語学は あの後、アーシュが教えてくれたけど結局、地方の行政官の位を取るべく勉強と身体がやせすぎ・・て・・いわれて筋肉トレーニングに励んでいたのだ僕筋肉スターになるべく!かなり頑張っただけど 力こぶをしてみるエイルそれにしても随分と真剣な難しい顔あれ?なんだろう?僕、なにかとても大事な事を忘れている気がする。あ!いけない!僕の身体を捜さないとそれに・・今はアーシュが心配この後思い出すのが遅くなってしまったがゆえの防げなかった悲劇に、エイルは後悔する事になる。
last updateLast Updated : 2025-02-13
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偽りの婚約者 え?〜過去と未来の戦の輪舞

城の中にある兵舎の一区にアーシュやワン子は連れてこられて具ワイの悪いアーシュは軍医に診察を受けていたが‥「大丈夫なのか?軍医」 「ええ、危ない所でしたレグルス様」「気がつかないのも無理もないじわじわと・・後から効いてくる 遅毒性の毒でしたよ」「元々頑丈で肉体の再生能力まである黒の人間の特色なんですがこの再生能力というのは、毒に対しては、もろ刃の剣」「再生・・細胞の治癒能力が活発で早い為に 毒まで広がるのが早い耐毒性の能力も大変高いですが・・」「毒の種類は豊富ですし、身体の対応が 彼らには追いつかないです」「だから、いつも黒の国との戦いでは、武器に毒を塗るのは常識、セオリーになってます」ふうと軽きため息をついた後で軍医は言葉を続けた。「しかし、兵士や捕虜にしてはまだ・・幼い子供」「それに何故 こんな子供が敵国であるこの白の国の都に?この特徴的な耳は、王族か貴族では? この顔に・・何か何処かで見た記憶が 」「あれはリアンさまと変わらぬ年齢の青年だったか?黒の王‥」考えこむ軍医「上に報告するのか・・?」真剣なまなざしでレグルスが問うその言葉に軍医の返答は‥「レグルス様 貴方のお頼みですが相手がせめて 平民の子供ならともかく貴族では」まずい!このままでは!彼の正体がばれてしまう!な、なんとしてでも 誤魔化さねば! 彼(アーシュ)が危険だ!レグルスは瞬時に思ったのだった。そして!「じ・・実はな・・この少年は・・私の婚約者なんだ!」「はあ?」 驚く軍医「け、ケンタウロスの掟でな一の月に 野原の一本の木の下 そして満月の晩に戦って勝利した者 相手が異性なら結婚しなくてはいけない!!と・・いう掟があって」「たまたま・・黒の国の国境近くの村でそこが野原で一本の木があって 一の月の満月の晩でな! ほら!偵察中で 偶然 街へ向かうこの少年が私の事を 街の者たちに知らせようとして・・戦闘になってなこの者が・・運よく私に勝利したのだ」「が、しかし・・種族の違いと年齢の違いがあるもののこの少年が私に人目惚れをして・・見逃してくれたのだ!」まあ!なんだ!私もその、まああ!掟に従って彼を未来の婿にすべくこの国へ彼を連れて隠れ住まわせてのだ・・・早い話・・駆け落ち・・だ。」目が点になってる軍医いや、そんな話は誰も信じないだろ
last updateLast Updated : 2025-02-13
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緑茶

ポン!と何故か和風のお椀に入った緑茶がレグルスに渡される「あ☆ どうも・・軍医さま」手渡された緑茶を受けとるレグルスにこやかに多少引きつり笑顔で答えるレグルスちょと、お太めで眼鏡で温和そうな軍医がニコニコと笑う♪「いや!あの歴戦の勇者のレグルス様が こんな熱いホットな恋をなさってるなんて♪」「このドクターサトウ、大変、心より、本当に感動しました、私はこの恋を応援しますぞ!」「まあ!多少年齢の差や種族の差・・とか、はありますが」にこやかに笑う軍医「ケンタウロス族も黒の貴族(?)も共に長寿数年後には、釣り合いがとれますかな…ふぉふぉふぉ」「レグルス」 「あ、はい、リアン…いえ、上官様!」苦笑するリアン、頬をひきつらせつつも・問いかけるリアン「そんなケンタウロスの掟って、あったっけ?」「いえ、そのお・・あの・・・」赤くなるレグルス。リアンは苦笑して くすくす笑い出す「まったく、困った人だな」「掟の話はともかく、駆け落ちの話はどうやら…本当かな、レグルス?」「もしも、本当の恋じゃないなら、相手は黒の国の人間で、まだ子供だから、分かるよね」リアンはレグルスを穏和な和らいだ表情で見つめながら、言葉を続けた。「ちゃんと、彼を国へ帰してあげなきゃ駄目だからね、レグルス」リアンの微笑出来た御方の温和なリアン
last updateLast Updated : 2025-02-13
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戦いの兆し〜はじまりの終わり、終わりのはじまり

珍しく落ち込んだのか、しゅんとなるレグルス り、リ…リアン殿…!心の中でこっそり泣くレグルス そう、実は年齢の差とか‥種族、身分とかあるのだが こっそりレグルスは最近の穏和で好青年になったリアンにちょっぴり気持ちがゆらゆらと‥ 何せ、長寿の種族たち リアンの方だがアーシュの顔を見て怪訝な顔をするリアン 似ている…彼によく似ている 他人のそら似か…?生き延びて、黒の国を奪還して黒の王に なったアーシュ殿リアンは首を捻りながら、記憶を辿り、思うのだった。 それに年齢的には私より少し下、もう大人なはず まだ、あんな幼い子供であるはずがないな それに黒の国にいる密偵に商人たちの話 スパイの話では黒の王として着々と国を建て直して、まとめているらしいふぅ…と息を吐いた後、リアンはレグルスに話しかけた。 「レグルス、大事な話があるんだが」「まさか、出発、出撃が決まったのか!」 真剣な顔をするレグルスうなずくリアン 「レグルス、準備を手伝ってくれ、今度の作戦は、かなり無理な作戦だ」「上層部がかなり無理を言う  分が悪すぎる作戦参加だが、強制命令だ…仕方ないだろうレグルス」「下手をすれば、我々は捨て石だ、少しでも状況をこちらの有利に運びたい」
last updateLast Updated : 2025-02-19
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リアンの腕と白い猫

それから数日が過ぎた頃、ワン子はそっと思っていたアーシュさんはレグルスさんの熱い女優魂?のおかげで?? 軍医さん達がこっそり隠してくれてそれも熱心に看護をしてくれているので 安心してワン子達はエイルさんの身体を捜してますワン!結局 お宿は使わずに済んでしまったのですワン!「ええと…どこでしょう?エイルさん、ワン」「何処かな?ワン子さん 確か・・」ワン子 ちょっとだけ変装(毛の色を染めたり 目元を隠すような大きな付け眉をつけたワン)したワン子 だが、実の処、犬の亜人で他の種族も城には居ないので意味はないのだが・・「何か感じますか、エイルさんワン」ワン子は精神隊のエイルに話かける。 「分からない・・あ!あそこ!あの白いネコ!きっと、多分ね、あのネコが僕の身体だよ」おお!エイルさんと同じオッドアイの綺麗な白ねこさんだ!ああ!逃げた。 綺麗な王宮の建物の中 見張りの兵士さん達に見つからないように!探し回る「あ!いたね こっち・・あああ!また逃げたワン」 にやーん!軍人さんの足元にまとわりついて、懐いて甘えるネコ「ん?」ネコを抱きかかえる軍人さんあ!あれはリアンさんだ・・ワン! 「君のねこ?」  「あ、はい・・そうですワン有難うですワン」  そうしてワン子に手渡すリアン「ん?どこかで会ったかい?病室だったか」「い、いえ あの‥ワン」 「そう」微笑むリアン リアンさんの右手が僕の手に触れる。リアンさん 未来で会った時は右腕は無くなっていて 切ない、気持ちになるワン子であった・・わん☆急いでいるのか、リアンさんは、すぐそのまま、王宮の奥へ にやーんん!リアンさんを呼ぶように鳴き バタバタと暴れて 後を追いかけようとする・・白いねこさん
last updateLast Updated : 2025-03-10
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悲劇前の序曲 竪琴キタラ〜はじまりの終わり、終わりのはじまり

悲劇の序曲はじまりの終わり…終わりの始まりこうして、時の輪が完成する。 リアンはレグルスや他の者達共に 幾度も作戦や戦いの舞台となる場所の状況などの確認を重ねそれから、とても念入りに準備を整えて鎧を身にまとうリアン、彼の鎧姿は 上半身はプレートアーマー 頭の兜は鳥を思わせるデザインそれから、長剣を抜き・・剣の刃の具合を確認する。 長剣の柄には魔法石 リアンが大きな魔法を使う時に使用するもの 柄の下に取り付けられた魔法石は 柄を上にして短い魔法の杖の代わりに使う事も出来る。部隊に集合をかけ 他の部隊に合流して作戦を遂行いつものように、いつものように…そうして、いつものように?まだ、彼は彼自身に降りかかる これから、すぐに起こる悲劇の事を彼は知らない。 知るよしもないのだった 部屋から出ようとして琴にマントが触れる。シャララ…綺麗な音が鳴るリアンは自分の腕を失う前には、エイルの母親から贈られた 小さな竪琴、キタラで演奏した。リアンのマントが触れて…。 かき鳴らされる綺麗な竪琴の音…竪琴はほんの一瞬、綺麗な音をたてるがその琴の音にリアンは振り返り、そして、次には何事もなかったように部屋の扉を開けて‥ゆっくりと…ゆっくりと扉は閉じられる。
last updateLast Updated : 2025-03-10
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運命の輪が廻り始める レグルスとの会話〜はじまりの終わり、終わりのはじまり

「よお!起きたか?我が婚約者殿!」レグルスのその言葉に 思い切り顔を嫌な顔をするアーシュ。 「悪いが建前上私の名(迷)演技?にあわせてくれよ!」 もっと!嫌な顔をするアーシュ  まず食って苦い・・まるでエイルの悪夢的な料理を口にしたような?表情レグルスは苦笑してそれから・・ 「悪いがこれから大きな仕事があってな、出かけて来る」 「難しい仕事なのか?」  「そうか レグルス お前 白の国の兵士だったな 戦い‥戦いの作戦なのか?」    「ま!そうだ ハハハッ」「レグルス、お前の少し様子が変だ‥分の悪い戦いなのか?」「まったく、ふっふふ・・」 「よく分かるな マイ・ダーリン♪」笑いながらレグルスは「一応生きて帰れる・・はずなんだが、どうも嫌な気がする」「私は残っても良かっただが、強制命令を受けたリアン殿が心配でな 一緒に行く事にした」「リアン殿は 異母兄弟や大臣に疎まれてる‥少々心配なんだ」「・・・・」黙って聞いてるアーシュ「ではまたなアーシュ殿、無事に時間の旅を済ませられるように祈ってる」「また、無事に再会、会えたら ぜひ美味い料理をご馳走してくれよ」扉を出てゆくレグルスそれを見送るアーシュラン、アーシュ。しばらくじっと見守って見送っていたが‥何かが脳裏に奇妙な予感が走る「!」まさか・・アーシュはベッドから飛び降り 後を追うオルゴールの中に最初にあったもの…そう! それは…初めて、この時間の旅の始まりで  奇妙な螺旋階段で会った時に未来の亡霊レグルスは言った。「これは‥私の骨」 此処が始まり・・。 だから この作戦でレグルスは‥ある大事な事実に気がつくアーシュとエイル。アーシュの方 廊下を走っていた。 オルゴールの中に最初にあったもの・・・そう! 初めて、この時間の旅の始まりで  奇妙な螺旋階段で会った時に未来の亡霊レグルスは言った。「これは‥私の骨」だと◆ ◆ ◆ こちらは別の場所にいるエイルたち 白猫を抱きしめているワン子だが 白猫はワン子の腕から逃げようとする「え!そうなんですか?ワン?」「どうして?なんで?この子は僕の一部」 「本当なら元に戻りたい真っ先にそう思うはずなのに」ネコは暴れてワン子の腕から逃げ出して、また王宮へ 慌てて後を追いかける
last updateLast Updated : 2025-03-20
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レグルスの骨の欠片、未来の亡霊 ある事実に気がつくアーシュ〜はじまりの終わり、終わりのはじまり

ある大事な事実に気がつくアーシュとエイル達。アーシュの方は、慌てて、廊下を走っていた。心の中で呟く オルゴールの中に最初にあったもの…そう! 「レグルスの骨の欠片、死んだレグルスの骨の欠片」「未来の亡霊、白馬のケンタウロスのレグルス…!」 初めて、この時間の旅の始まりで  奇妙な螺旋階段で会った時に未来の亡霊レグルスは言った。 「これは‥私の骨」なのだと言った。「この戦いなのか?あの脳天気な白馬のケンタウロス、レグルスが戦死するのか!?」◆ ◆ ◆それから… こちらは別の場所にいるエイルたち 白猫を抱きしめているワン子だが 白猫はワン子の腕から逃げようとする 「どうしたの!?猫さん、暴れないで下さい、ワン、ワン」「僕の一部のはずなのに、僕の中に戻りたいはずなのに、どうしたの?」 「どうして?なんで?この子は僕の一部」 「本当なら元に戻りたい真っ先にそう思うはずなのに」「そうですよね、エイルさん、ワン、ワン、ワン」変わらずにネコは暴れて ついには、ワン子の腕から逃げ出して…白猫は また、王宮へ向かう「待ってぇ〜」「待って下さい、ワン、ワン」慌てて後を追いかけるエイル、ワン子達「ま、待ってええワンワン」 そうして白の国の王宮の外壁を伝い ネコを追いかけて走るワン子!「大丈夫?ワン子さん!」「ど、どうにかです、ワン」
last updateLast Updated : 2025-03-20
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エイルの悲鳴…リアンの竪琴、喪われる右腕 〜はじまりの終わり、終わりのはじまり

白の王宮内、武官のリアンの部屋小型のハープ、キタラが置かれた部屋先程の白猫がいつの間にか入り込みにやーーん!白い可愛い猫が鳴く「あ!やっぱり そこにいた!」「居ました、ワン、ワン」ネコはリアンさんの楽器のすぐにいて、当たり前のように、まるで、居場所とばかり、くつろぎ始めた。ポンと勢いよく、テーブルに上がり、リアンさんの竪琴、キタラに白猫自身の自分の身体をすりすりさせている。「変だよね、この白い猫がハープに‥?」「僕の分身のはずなのに」「そうだ、此処は‥此処はリアン兄さんの部屋?」 「そうなのですか?ワン、ワン」「リアン兄さん!」「誰もいない、何処、兄さん、リアン兄さん?」「エイルさん、あのリアンさんなら先程、甲冑を身につけて、皆さんと城外へ出られましたワン?」ポロオーン…白猫が竪琴、キタラ、琴の弦に触れ、音が鳴る。琴…竪琴、キタラ、形見の竪琴、楽器…楽器…?演奏するリアン兄さん、あの方、エリンシア姫に演奏を習い名手になって…そうだ!右手 リアン兄さんの右手、右腕演奏する兄さんの右手!右腕!失われた右の腕!「ど、どうしたのですか?エイルさん、ワン」そうだ!今日,この時だった リアン兄さまが腕を無くす日、その激しい戦い!「ああ! 兄さん!リアン兄さまあ!!」まっ青になり、絶叫するエイル
last updateLast Updated : 2025-03-20
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