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第 0075 話

海咲はこのドレスが一目で気に入った。

更衣室に入った。

亜は隣で待っていて、自分のドレスを選んでいた。

海咲が出てくると、亜は振り返り、高くて美しい海咲を見て、その冷たくも美しい姿に驚き、拍手をした。

「海咲、本当に見せてもらったわ、こんなにも綺麗になれるのね!」

海咲は髪を下ろし、白い肌に赤いドレスが映え、さらに明るく見えた。ドレスの胸元は彼女の完璧な胸を包み、細い腰の曲線が美しく、スカートの裾には手縫いのバラが生き生きとしていた。

このドレスの完璧なところは、女性の豊かさと柔らかさを完全に引き出していることだ。

亜は、海咲を見て、まるで茨の中の最も誇らしいバラのように感じていた。

海咲は鏡
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