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第 54 話

ผู้เขียน: 水沼早紀
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-03-16 15:16:23
【スリーデイズの進化の時】

「副社長、後百個の追加、OK出ましたよ」

「本当か? 良かったな」

「うん」

後日の話し合いの結果、アップルパイの百個の追加注文を受けられることになった。

思ったより反響があったおかげで、製造数を増やすことが出来て、わたしたち自身も嬉しく思う。

「ところで、大翔さん」

「ん?」

「この前言ってた冷凍スイーツの件、なんだけど……」

わたしたちみんなで話し合った結果、アップルパイを冷凍スイーツとして売り出すのであれば【お取り寄せ】として販売するのはどうか、という話が出てきたため、わたしはそれを大翔さんに相談することにしたのだ。

「アップルパイを冷凍として
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