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第 0876 話

Author: 水原信
海咲は薄く笑みを浮かべて言った。

「当然わかってるわ。あなたにはあなたの目的があって、私はそれを止められない。でも、妹さんを二度と私に関わらせないで」

「うん」

清墨は本来なら応える必要もなかったが、それでも短く返事をした。

海咲は紅と健太を見つけていたので、普通なら奴隷収容所に戻る必要はなかった。しかし、このタイミングで彼女は提案した。

「私の行動に制限はないわよね。奴隷収容所に行って人を探したいの」

清墨は海咲を見つめた。「君、まだブラックカードを持ってるだろう?」

このカードは海咲に渡して以来、一度も取り上げられていなかった。海咲は自由に行動できる状況にあった。

海咲は少し唇を噛み、低い
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