他人に気を使いすぎる性格の姑のせいで家族全員は死んだ
姑は他人に気を使いすぎる性格で、良い物は全て他人に送っていた。
上司が私に託した貴重なお茶を家に持ち帰った時、姑に大事なものだって何度も注意した。
しかし、取りに戻った時には、姑が隣人に茶葉卵用として渡してしまっていた。
部門が半年間かけて進めた商売がそのお茶のせいで台無しになり、私は解雇された。
姑を問い詰めると、夫と舅は私がちゃんと保管しなかったと責め、姑は善意でやったことだと言い訳をした。
仕事を失った後、私は妊娠していることが判明した。
出産当日、大量出血に見舞われた。
意識を取り戻した時、姑が子供を長年子供を望んでいた同僚に渡したことを知った。
私はその場で警察に通報し、子供を取り戻そうとした。
しかし、その家族は子供の世話ができず、飢えで子供を死なせてしまった。
産後うつに陥った私は、飛び降り自殺を図った。
目を開けると、姑がお茶を渡したあの日に戻っていた。
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