お義母さんは飼っていたプードルをすごく可愛がっていた。しかし、私たちの子供が生まれた後、その犬はしょっちゅう子供に向かって狂ったように吠えた。心配になった私は、お義母さんにしっかりしつけるか、もしくは里親を探すように頼んだ。結果、お義母さんは犬と子供が仲良くできることを証明するため、2人を同じ部屋に閉じ込めた。一歳未満の赤ちゃんが引きずられ、部屋の中は血まみれだった。私は離婚を決意し、夫に犬一匹さえ相容れないのかと言われた。その犬が大問題を仕出かしたとき、夫たちは後悔しきりだったが、私はすでに子供を連れてこの家を出ていた。ただの犬じゃないかって、あなたたちで解決できると信じるわよ。夫の玉山幸一と結婚する前から、お義母さんの家には「家族の宝物」と呼ばれる一匹の小さなプードルがいることを知ってた。夫の家族はその犬を大切にしていた、私たち結婚した時も、その犬には特別な席が用意され、小さなウェディングドレスまで作られたあのとき、お義母さんは冗談半分に「うちの宝(愛犬)は以前、幸一が一番好きだったけど、今度はあなたたちの愛を見届けるのよね」と言った。その言葉を聞いて、少し不快に感じた。まるであの犬が私の先輩のみたいに扱われてるかのように思えたからだ。結婚してから、その不快感が現実になったことに気づいた。それが私の悪夢の始まりだけだったんだ。毎朝5時に起きて商店街に行って、新鮮な牛肉を犬に買ってこなきゃならない。新鮮じゃないとその犬は全く食わない。それだけでなく、私は家族全員の朝食を準備する役目も担ってた。犬を洗って、毛を梳いて、散歩に行って、一緒に遊んで、犬の世話が私の日常の大半を占めてた。それだけでなく、その犬は特に吠えるのが好きで、四六時中吠え続けた、近所からしょっちゅう苦情が来ることがあった。私は頭を下げて謝りに行くしかなかった。我慢できなくなって、手を上げて脅そうとしたこともあったけど、まだ触れてもないのに、犬は悲鳴を上げて逃げてった。その声があまりにも切なくて、お義母さんがそれを見かけると、犬は足を引きずりながらお義母さんの後ろに隠れてしまった。このことで、私はお義母さんと何度も言い争ったけど、お義母さんはますます犬を甘やかして、ついには何もかも許してしまうような状態になってた。こんな生活は私を心身
Last Updated : 2024-12-04 Read more