アーシュの異母妹は実は、生き残り、敵に従う呪いをかけられ、敵となってます 今回の話では出番はこれだけです
ザザザ!崖の上から・・その中の半数は身体が大きく 中には 巨人族の5メートル前後の大きな兵士達も多数いた 敵の兵士達がレグルス達のとどめをさそうと下ってきた。「囲まれた」唇をかみしめるレグルス。キッ!と敵を睨みつけて 剣を構えるレグルス 「大地の盾!」岩が地面が飛び出して、敵をさえぎる! 「風よ!」レグルスの剣と魔法で敵の多くは倒されたが しかし また、再び敵が崖の上から降りてきた。敵の数の多さで手を焼くレグルス 次第に肩が上下して、彼女の息があがる「レグルス!リアン!!」 バササッツ!自らの翼を広げて崖から飛び降りるアーシュ 「えっ、アーシュ?」呼ばれて振り返る 白馬のケンタウロス 女戦士レグルス アーシュは降り際に魔法を放つ!「炎! それに炎の大蛇! 」 「大丈夫か!レグルス、リアン!」 倒れてるリアンの右腕のあたりを見て目を見開き 息を呑むアーシュ! 、 間に合わなかった・・か・・ エイル すまない また、エイルの泣き顔を見る事になるな。敵を再び魔法と剣でなぎ倒すアーシュ 「少し休んでろ!レグルス!」アーシュがレグルスに向かって叫ぶ 「アーシュ殿!」レグルス 「いいから!リアンの手当てに集中してくれ!」と敵を倒しつつ 半ば叫びながらアーシュは叫んだ。
「炎の蛇!」「風の矢よ、敵を撃ち払え!」幾つかの短い魔法詠唱の後、力ある言葉で魔法攻撃をするアーシュ焔が長く太い蛇のようにうねり、敵に襲い掛かる一人、とても大きな男の巨人族、五メートル以上の身体に巻き付きその男の絶叫と共に巨人族の兵士の身体が灰に変わった。「あの子供、黒の貴族の子供か!」「黒の国の魔法兵士なのか!」「まさか、いつの間に白の国は黒の国と・・!」「油断するな 並みの力量じゃない」敵の巨人族の兵士たちが口々に声を上げたのだった。「その程度の剣技に力技程度で俺を止められるものか!」アーシュは笑い、剣を交えながら言う足技に身軽な動き、後ろにバク転に再びジャンプしてまた一人、一人と敵を切り倒す「大地の槍!」地の魔法 大地から次々と突き出るように岩の塊が槍の形をして敵を突き刺してゆく「ぎやああ」「うぎゃああ」「うああああっ!」敵の兵士たちの最後の絶叫だが‥数の多い、敵、敵兵士達は次々と雲霞のごとく、現れるのだった!「奴ら、巨人族の繁殖力は俺たち白と黒の貴族、王族以上、人族並みだったな」「だが…繁殖力は俺達より…」「まったく、兵士の数が多い」軽くため息、アーシュが呟くそして‥レグルスの方だが、彼女はリアンの異変に気がつくのだった。
リアンの異変に気がつくレグルス「あ、まさか! こ・・呼吸・・が リアン殿の呼吸が!」嘘!うそ!…リアンの青白い顔…唇から漏れる赤い血の雫「リアン殿!リアン!!」「しっかりして!!!お願い お願いだから!」レグルスが泣き叫ぶ…!レグルスの脳裏に走馬灯のように 浮かぶリアンの姿まだ幼い子供のリアン・・少年時代のリアン軍の学校で懸命に練習で剣を振るう姿一緒に酒を酌み交わす姿様々な表情に 印象的な明るい笑顔 笑い顔。賭けトランプでレグルスに負けて とっておきの酒を取られて、リアンが見せた泣きそうな顔少年時代に見た‥本当のリアン、彼の泣き顔◆ ◆ ◆時のはざまで眺めている者 タイムループの光景を眺めている。それはこの旅の始まりでアーシュが出会った不思議な少女未来の亡霊レグルスと共にいた少女 ワン子が骨の野原でどこかに飛ばされて出会い不思議な皮袋と魔法のオルゴールをワン子に手渡した少女バステイル古代エジプト風の髪型に化粧やドレス それに猫耳 片方の猫耳には小さな金の輪のピアス 片方だけそう、時のはざまで眺めている者 彼女、バステイルにとっては幾度も見た光景タイムループの中で、レグルスはまた・・バスティル、彼女にとって、とても、大事なレグルスがこの時、あの瞬間に愛しいリアンの為に泣き、嗚咽を漏らし泣き叫ぶレグルス‥やはり、また、貴方は同じ選択を繰り返すのね。禁じられた時の魔法を…現世の時間の者がその呪文を詠唱したら…貴方は、レグルス、貴方の肉体が砕け散る。
「わかったわレグルス 仕方のない人」切なそうな笑顔をする時の狭間にいるバステイルレグルス達がいる血みどろの戦場で・・にやーん!! ネコの鳴き声にハッ!として振り返るネコは皮袋を口にくわえて走って来た。 座り込むレグルスの傍にちんまりと座り顔をほんの少し斜めにかしげ、じっとレグルスを見ている「にやーん にやーん」修羅場の血みどろの怒号や剣の音がぶつかり合う戦場だというのに此処にいるのが、当たり前の顔をした白い猫がいる。そう、気が付くと白馬のケンタウロス 女戦士のレグルスの目の間にいたのだった。猫がくわえていたのは‥時の魔法の魔力を持つ‥オルゴールケンタウロス族の賢者が作り上げた特別なオルゴールだった。魔法の音階、音楽が鳴るはずのオルゴール座り込むレグルスの傍にちんまりと座り白猫は顔をほんの少し斜めにかしげじっと、白馬のケンタウルスで女戦士のレグルスを見ていた。まだ、きょとん・・とするレグルス傍に置かれたオルゴールが静かにゆっくりと白い光を放ちながら 発光をはじめた。白く光輝く不思議なオルゴールを手にするレグルス時、時間の魔法の力に満ち溢れた…不思議の魔法のオルゴールそれは、そのオルゴールは禁忌の魔法への扉の鍵
「これは?」白銀色の長い髪を揺らすレグルス 美しい女戦士で白馬の半身半馬(ケンタウロスス)「そうだ・・これは」にやーんと再び鳴くネコ。ケンタウロス族に伝わる伝承・・呪文 時間の魔法の呪文此処にあるのは・・伝説の賢者 ケンタウロスの賢者が創りあげた時間の扉を開ける呪文の音が織り込まれたもの 時の魔法のオルゴール唯一のオルゴール このオルゴールの音に隠され織り込まれた呪文と共に時間の呪文を唱えれば・・リアンが死ぬ前の時間に引き戻せる。そんなに時間たっていないならば、賢者でない私でも可能もしかしたら、右腕さえも再生出来るかも知れない時間の魔法の呪文でも、現世にある者、時間の旅を許された者以外は…時の暴走に肉体が耐えられない。時間の魔法の呪文でも時間の旅を許された者以外・・そう時間の旅の途中の者達以外、それ以外の者がそれを使う事は禁じられている。何故ならば何故なら、その時間に存在する者が使えば その者の身体の時間軸が壊れてしまうかもしれない。肉体自体が砕けて消えてしまう可能性がある。別の時間の者ならば既に別時間に本来の肉体・・が存在するので波動する大きな波のような時間の力の影響を受ける事はないリアンの冷たい唇に、レグルスの唇がそっと重なる。呪文の詠唱が始まった 白く光り輝きオルゴールが詠唱に合わせるようにゆっくりと開く。
白馬、半身半馬、ケンタウロスのレグルス 女騎士のレグルス 美しい彼女の長い銀の髪が風に梳かれて、風の中で踊っていたのだった。 レグルスは息を呑みこみ、オルゴールを開き それから許されない時間の呪文を唱えるレグルスオルゴールの音の中に隠された呪文の音階と レグルスが唱える呪文が重なり合う・・。カキイイーンン、キイイーンン 剣の価値愛、ぶつかり合う音の中に 攻撃魔法の爆音に兵士達の絶叫の中戦場の中で戦っている少年の姿をしたアーシュ 長いエルフのような耳 深紅の吊り上がった瞳の持ち主のアーシュ そうして乱戦の中 彼に声をかける者達 「アーシュ!」「アーシュさん!ワン」白の国の二千の兵士を引き連れてワン子(犬の姿)とエイル(精神体)は戻ってきた 「エイル! ワン子!」白い光にハッとして振り返るアーシュ。 そこには白く光輝くオルゴールとレグルスの姿があった。レグルスは死んで間もないリアンの顔を両手でかかえてリアンの方は レグルスの膝枕で眠るように倒れこんでいた。 淡い金髪のリアン その顔は青白く瞼は閉じられていたが「リアン兄さん!」エイルは泣き叫ぶリアンはその声に 薄っすらと瞳を開く 近くに咲いていた小さな青い花が宝玉に変化する。そうして光輝く宝玉が・・開いたオルゴールから飛び出し オルゴールの音に反応して踊るように くるくると廻りながら 一つになってゆき 半裸状態のエイルの肉体が現れる。その肉体・・閉じていた瞳がぱちくりとしてから あ、これ・・これは僕の身体「!!」レグルスの異変に慌てて駆け寄るアーシュ レグルスの手首をつかむと振り返ったレグルスは鏡が砕けるような音を立てたのだ。そしてアーシュの手の中に白いものが・・白い骨の欠片 パキーン!オルゴールが砕ける音が響く白銀色の・・白い光があたり一面を包んだ
大きな爆音 味方の白の国の兵士を避けるようにして近くの巨人族の兵士たちが粉々になる‥それから黒の世界‥そして帰還◆ ◆ ◆静かだ…そう思いながらアーシュは瞳を開けた。エイルの肉体の一つ宝玉に変化するはずだったエイルの分身いや、エイルの分身と思われた白いネコ 白いネコはゆっくりと少女の形を取る。そこに立っているのはネコの耳を持ち 古代の歴史に彩られた地 向こう側にあるのは砂漠その古代の衣装を纏った少女 あの時の少女バステイル猫耳で古代エジプト風の衣装姿をした少女バステイルあたりは一面の闇‥黒の世界ネコ耳の彼女は アーシュの元に一歩一歩 近づいてくる。彼女が歩む度に黒い地面は‥いや、水音がした。黒い水は輝いて金色の波紋に変わり、キラキラ輝きながら光の雫を放ちながら静かにまた元の黒の水に変わる。砂金でも含んでいるように泡立つ波の先が金色に輝く。「あたりが暗いから、本当は綺麗な透明な水なのに‥黒く見えるの」そう呟く少女 バステイル「此処は時間の川 時の海辺‥過去に置いてきたものたちが落ちてる場所ね」「アーシュさん、その手に握り締めたレグルスのかけら、レグルスの骨を見せて」アーシュは自分の握りしめてるものに気がつき、その手を開くとそこにあったのは・・最初にオルゴールに入っていたもの白い骨の欠片 それと同じものであった。「私はレグルスが好きだったの…私はケンタウロス族を見守る神々の一人」「本当なら歴史を多少、捻じ曲げても彼女を助けて、天寿をまっとうさせてあげたかった」「ほんの少し歴史が変わったけれど、たいした影響ではない問題もない」一人言のように呟く少女「彼女は大事な人を守る事をまた選択してしまった」
「いつも、時間を巻き戻してあげても何度も同じ事を繰り返すの、仕方のない人 レグルス」ため息一つ、時の番人、猫耳をしたバスティルあのオルゴールが水に半分沈んだ状態で、アーシュの足元にあった。「そう言えば、レグルスの唱えてた、あの呪文は一体なんだ?あの呪文のせいで、レグルスはこんな姿に・・」白馬のケンタウロス、レグルスの姿を思い浮かべるアーシュ骨の欠片の主、半身半馬 美しい銀の髪をした女戦士レグルスレグルスの白い骨の欠片を静かに見つめるアーシュ「あれは時間の呪文、ほんの少し時間をまき戻す呪文なの」少女バステイル古代エジプト風の衣装、印象的なアイシャドウに猫の耳 片方には小さな金の輪のピアスバスティル、彼女の服や髪が何処からともなく吹いてきた微風に揺れる神につけた沢山の金の飾りが小さな音をたてていた。彼女は言葉を続ける。「別の本当の時間に肉体が存在する者たち」「つまり、今の貴方のように本来あるべき時間でない場所に存在する人達以外が唱えたなら…」「本来の時間にある者が唱えると時間の波が襲ってきて、その肉体を消し去ってしまうものなの…レグルスは…」 「実はあの時、リアンは死んでいたの」「ほんの少しだけ、彼の肉体の時間を戻して、彼リアンを生き返らせ助けたの」「無理な禁じられた呪文の為に、レグルスは…」涙がこぼれる少女「時々ね、時間の波の中に砕け散ったレグルスの『心のかけら』ほんの一部が現れて彼女はつかの間に蘇るわ 楽しいおしゃべりをするの」「知っているでしょう?未来の亡霊のレグルス」「貴方も会った『未来の亡霊』であるレグルスよ」「でも『欠片」だから・・すぐに幻のように消えてしまう」また、涙を浮かべるバステイル「さあ、アーシュさん、貴方は帰還の時間」前、いつもなら、番人バスティルの記憶なら、アーシュは、いつも通り、タイムループ、時の輪の向こうへ送り返され、再び自分の運命の時間を辿るはずだった。しかし…今回は何故だか、違っていたのだった。「待て、バスティル」「?」ある事に気がつくアーシュ「その話だと・・俺がその呪文を唱えても 本来の肉体の時間とは此処は違う場所だから、俺はレグルスみたいに粉々になる事はないよな?」少女、バスティルに確認するアーシュうなずく猫耳の少女バステイル「どうする気?」バステイルが問う「その話だ
それは…冬の雪の積もったある日の晩の事「もー、飲み過ぎですワンアルテイア姫」「ん!そぉ…」わん子こと、犬の姿で二本足で立ち…言葉や魔法も少々出来る犬・服も着てる…がヨレヨレしながら、彼より大きな少女を背中にオブって歩いてゆく◇ ◇ ◇ ◇ ◇腕だけ前に、少女の足は地面にあってひきずって、いたのだが綺麗な真っ直ぐな長い黒の髪エルフのような長い耳には耳飾りキリリとした、少しだけつり目の大きなアーモンドのような瞳 青い瞳なかなかの美人実は、強力な魔法の使い手、剣も強し(婿・恋人は大変だろう?)さっぱりした気性で、お酒も強いのだが頬は赤く…完全に酔っている…。「ふにや~アップル・シードル(リンゴ系の酒)うまかった♡ワインもビールも・・むにゃ」「リンゴのリキュールもいいわああ 杏子のお酒もねえええ、うふふ」パーテイでの酒の飲み比べで勝利したものの…酔ってしまって泥酔してる「はあ~、なんとか家まで、連れて行き休ませないと…」◇ ◇ ◇ ◇森の奥から…笑い声がする。「ほ~ほほん!まあ、わん子ちゃんじやないの!」3階立てビル程の大きな女性が現れたのだった。◆ ◆ ◆「げ!(この場合…じぇじぇ…か?)三度めか!現れたな!!人食い巨人.作者じやないか!」「前とは違う可愛い金髪、ビューティな女の子とは違うのね、あらら、やるじゃない!ワン子さんまあ!美味しそう」◇ ◇ ◇ ◇ ◇「く…わん子は負けないワワン作者の毒牙からアルテイア姫を守るワン」◇ ◇ ◇「やっぱり、ご馳走には、お肉よね…うふコトコッ煮込みポトフにシチューブイヤベース…迷うわね…塩の山の中にお肉(人?)を入れて…こんがりと…」「先日の北九州市市民功労賞をいただいた、アズ漫画研究◯の人達のお肉も、うふ」「ブルーブルマル、ぶたさんの血とかモツ?で使ったソーセージ 初期の時代のソーセージ酢につけたお肉を煮たものに・・・」「お手製の砂糖漬けジンジャーを炭酸水で割って…今年はパンドーネもいいかな…」「可愛らしいお嬢ちゃんは 大きな背の高いグラスに虹色レインボーのゼリーを作って の中にワンポイントの飾りにするのもナイス♪シャンパンかシャンパン・ゼリーもよいわね♡・・それとも ビキニに着替えさせて ブルーなゼリーか青の炭酸ジュースの中にトポン!
それは エンドレスな冬の日の出来事暖かな服を着た二本足で立つ犬と…その犬と手をつなぐ金色の髪の少女、こちらも、白いコートと帽子を身につけて二人は、雪の積もった森の小路を歩いていた。◇ ◇ ◇犬・・こと わん子はお喋りが大好きで…魔法使いの弟子なので魔法もちょっぴり、だけ使える…わん子。今日は雪が積った森の小路を大好きな御姫さまのエイルさんと…手をつないでお城へ向かって歩くのだワンワン「寒くない?ワン子さん」エイルさんの綺麗なオッドアイの瞳がワン子を見つめて問いかける…◆ ◆ ◆金色のウェーブのかかった髪も素敵ワン「平気です、ワン」「エイルさんこそ、大丈夫ですか?ワン」「うん!大丈夫、街に着いたらお買い物して帰ろうね…わん子さん」「城で待ってるアーシュさんにも、お土産買わないと…ワン!」「そうだね♪・・とエイルさん」「この季節は出店の暖かいグリューワイン…香辛料と砂糖たっぷりのホットワインが美味しいよね…」「でも、アルコール強いから、弱い人はすぐに赤くなって酔っ払ちゃうけど…ホットの葡萄ジュースにしておきますか…ワン」「そうだね…ジンジャークッキーとかもゲットしておきたいかな~クマ型の蜂蜜味のソフトキャンディーも美味しかったからあれもいいかも…」◆ ◆ ◆すると黒い影が突然…僕らを覆う「ほほ…この時期は…チキンの丸焼きに分厚いステーキケーキクリスマスプディング…ジュートレイン(クリスマスに食べるドイツの伝統菓子)も美味しいわよぉ」去年…現れた巨人だった…◆ ◆ ◆巨人の女または…作者 本人だった…◆ ◆ ◆「ひやあ!ワンワン」「きやあ,きやあ!なに!」「この建物三階立て並の大きい人!」と…焦るエイルさん「大きすぎよ!」・・と泣き叫んでしまう・・エイルさん「ほほ…巨人だから~ね、大きいのよ」と巨人こと作者「確かに身長は建物三階立て と同じくらい かしらね…」「可愛らしいお嬢ちゃんに、去年…食べそびれた…ワン子ちやん…☆」「美味しそうな子達ね♪」「え!ええ!なんて事なの!この巨人こと作者ってば!人食いなのね!」◆ ◆ ◆「そうそう…」おほほ(*^O^*)「じやあ…早速頂きますか…うふ」「ええ…食べる気ですか!ワンワンワン」「当然じやない…うふ」そう言って…巨
ある日、王都の街の中今日はエイルさんとワン子は街の広場の階段に居たのです、ワン、 アーシュさんとは待ち合わせ中、ワン「疲れた?ワン子さん、後で、露店でジュースとお菓子を買おうね」 すると…突然! 階段の途中の道から 空中に炎! 円を描きながら 今度は中心に黒い空間が現れて中から 戦士が二人飛び出した。 カッシャーン! 剣が響きあう音 なんだなんだ! 竜の顔をした 、いかつい鱗の身体の戦士と 細身の全身 、鎧の戦士が戦ってますワン! 細身の戦士は収縮する槍のようなもので闘う! あ!細身の戦士からは魔法の炎まで飛び出した! 踊るように互いに剣を交わしあう!凄い! 小柄な細身の戦士が あの竜の顔の戦士の大きな剣を 軽々と 打ち返している、ワン、ワン! ◆ ◆ ◆「ワン子さん! 」「あ!エイルさん 」 騒ぎに驚き 、エイルさんが、ワン子の身を心配して 飛び出し来た、来た、ワン、ワン! 竜の顔の戦士の顔を見て驚く! エイルさん「セルト将軍! どうしたの? 貴方はお城にいるはず」 エイル「えっ! 知り合いですかワン エイルさんに気がつくと 今度は細身の戦士は、エイルさんを羽交いめにした。 細身の戦士にエイルさんが、囚われた、ワン 細身の戦士は、短い魔法の永遠 「魔法の炎!我らを跳ばす、門となれ!」呪文を唱え 魔法の炎に包まれると エイルさんごと 二人は消えたワンワン! ◆ ◆ ◆…と、ある民家の中 「エイル、エルトニア」うっとりする綺麗な優し気な美声、気を失っていたエイルが目を覚ます。其処には細身の全身を鎧で包まれた戦士 この声は・・まさか? 顔色を変える エイル鎧は呪文と共に 水銀が溶けだすように 溶けゆく なびく長い艶かな黒の髪 切長の瞳で アーシュと同じ 深紅の瞳 ・・ 深紅の瞳、黒の王女、ティ、ティンタル王女◆ ◆ ◆彼女、エイルを誰より、大切にしている 彼、アーシュと同じ瞳 時に光の加減で深みを帯びた深い色合いにも 金色にも 燃えるような赤い色にも見える不思議な瞳の色 そうして、その麗しい姿は、白い百合か、牡丹の花のように美しい女性が現れたのだった。◆ ◆ ◆彼女は近くに隠していたリュートを手にする 。「久しぶりだこと‥可愛いエイル、エルトニア
魔法使いの弟子で 二本足で立ちらお話も出来るワン子(ちょびっと魔法も少し)の話。それは・・とあるまっ白・白な雪景色の日だったワン☆雪の中に咲く珍しい赤い花と更に雪の中に現れてる幻の極上キノコを捜して雪の森の中を捜して捜してあぁ、疲れましたワン ふぅキノコはワン子が食べちゃう予定だけどお花は・・もちろん!ワン子の憧れの大好きなお姫様!エイルさんに捧げる予定なのだワン☆ワン☆エイルさんが喜んでくれるといいのですがワン早速!目的の二つをゲットしましたワン☆ワン☆そこで・・「おやぁ~!かわいい・ワン子さんだねぇ~~!」と頭上から声が山のような黒い影がワン子を包む。◆ ◆ ◆ ◆恐る恐る振り返るとそこには・・巨大な200メートルもあろうかというグレーのワンピースを着た女性・・・巨人だなワン・・☆◇ ◇ ◇ひきつり・青くなったワン子に女性はにっこり微笑み「可愛いワン子さん 私は作者」「え!作者、巨人なのかワン!でかい!」ほほ〜と可愛らしく笑うと「巨大なだけでなく…!」「実は・・じ・つ・は・・肉食なのよね!この前に会った・SNSのお友達さんもつい!誘惑に負けてシチューの人肉に、中身にしてしまったわ!ホホ!」「◎◎さんや創立60年、某○ズ漫画研究会のサークル仲間は食べないと心に決めていたんだけどねぇぇ~!」「ええ!なんて!なんて!極悪な!流石!作者だワン」 (もしもし!)「た、確か、アズ漫画研究会って、2026年に九州、福岡県北九州市の博物館、漫画ミュージアムの関係者でわ?ワンそれから、九州コミティアとか」(作者は会の会員だったよね)「オリエンタルなジャパンの崇高な漫画の文化は良く、知らないけどね〜❀」「今はご飯が大事なの、くすくすっ」◆ ◆ ◆ ◆「ワン子さん・・コロコロ丸くて!美味しそうだこと!」「いやー!ワンワン!」ワン子はあっさり捕まえてしまったのでしたワンワン☆鳥カゴの中に閉じ込められて運命の時を待つ・・ワン☆ワン☆「煮て食おうか・・焼いて食おうか・・ヒヒヒあ!カレー粉が!ない何処かしら?」(今晩はカレーかワン?という事はワン子はカレーの具材?ワン?)巨大な・ののちゃ(仮名)が目を離した隙にワン子は鳥カゴの扉の鍵をガチャガチャ!カチン☆頑張って開けて・・逃げたのでしたε=
七夕「今日は遠い遠い東洋の国々の夏祭りの日だそうです、ワン、ワン」2本足で立ち 言葉やちょびっとだけ魔法を使う犬フアンタジ〜な世界に住む犬ことワン子はエイルさんというビューティーな愛らしいお姫様達とそんな御話をしていました…「で…ワン子さん!それはどんな御話なの♪」エイルが聞くとワン子はおもむろに答えなのでした。「詳しくは謎です、ワン」「ある、恐ろしい話が含まれるとか…リアンさん、アーシュさん知ってますか?ワン」黒髪の少年(アーシュ)と金髪の青年(リアン)にそれぞれ話かけるワン子黒髪の少年アーシュは興味なさげに「なんか聞いた事あるな、さあな〜」彼アーシュが作ったシェーパードパイとミートパイを口にする「パイが冷えるから、先に食えよお茶も同じくだ…」アーシュ「はいです、ワン」ワン子は言う「たしか…天空に住むヒコボシという者が、巨大な牛に乗り、仇打ちの為に隣の国に乗り込んで行ったが…その国の織物もの上手な」姫と恋に落ちてそれから…なんだかんだとあって…一年に一度会う事になったとか」と金髪の青年リアン「え…俺が聞いた話だと天空の帝に一年に一度捧げ物をする日でヒコボシ国の民は巨大なチーズやバターに牛乳をささげ、オリヒメ国は沢山の織物を捧げて負けた方は…勝った国に子供達を出して、嫁いりさせるらしいが?」と黒髪の少年アーシュ「ええ!」と今度はエイル「ヒコボシって時空をさ迷う旅人で、一年に一度だけ時空の扉が開いて、娘のオリヒメに会う話だったよ」「ワン子の聞いた話だと…祟りじや〜祟りじや〜六村の祟りじや〜って老婆が言いいながら、始まる話で…オリヒメとヒコボシという二人の恋人が巻き込まれる伝説で、呪いをかけられて、二人は手を触れる事も出来ずそれを憐れんだ神様が、呪いの緩む一日だけ会えるようにしたとか…ワンワン」「どの話が本当かな?伝説だから…どれも本当かな?さすがオリエンタルな伝説的な東洋の国々だね!?」とエイルさんは、パイを食べながら言いました…
ちょっとだけの短編。作者からの一言 今回の小説ははっきり言いいますが ユーモア?ですが(多分)、下品です。特に食事中は、特に避けてください または、心の準備してくださいね☆ 潔癖な方、ごめんなさいちなみに関連になりますが歴史の話ヨーロッパの中世では、実際 城砦にたてこもり、敵がハシゴをかけて、攻め込んだ時に 汚物や油の入ったツボを敵に投げつけたそうです。◆ ◆ ◆遥かなる・・うん○作戦 話はファンタジー 多分ですが 中央である 都から離れてた 緑豊かな川や湖のある美しいの地方の小さな街・・ 王族や貴族の別邸や小さな城があり これまた格別の風情があるそんな小さな楽園に 盗賊団の一団がやって来て 王族の城の一つを占領したのだった。街は荒れ果て 近くの村は荒らされた。 討伐の為に騎士団が来たのだがたてこもる城が堅固でしかも王族の持ち物ならば、やりにくい一月もたった、ある日に見かねて王族の一人である 騎士団団長と 部下のケンタウロスの女騎士が訪れた。淡い金色の髪に淡い青の瞳、風貌の整った 若い優し気な風情の長身の騎士リアンケンタウロスの女騎士レグルスは 銀の髪に下半身は白馬騎士団長リアンは城の持ち主である王族とは 異母兄弟の間柄。身分の低い母に歳の離れた弟である彼は とても、疎まれ育った。 温和な、花咲く春の風が似合う 青年リアン 「仕方ないでしょう、あまり壊さない程度にとは、釘を刺されましたが多少、壊しても仕方ないでしょうね」 とニッコリ笑うリアン「………」部下の女騎士でケンタウロスのレグルスは黙って話を聞いている。リアンは、そっと尋ねた「ところで 、すいませんが 以前、ここに伺いました折りに 若い女官、お会いしました少女いえ、二年前に結婚して 今は 夫人になられたサーシャアナはどうして ますか?」「あ!…彼女は…」「え…?」暗い表情を見せて 彼女に起こった出来事を話した。◇ ◇ ◇ ◇ ◇ うつ向き・ため意をつく リアン「大丈夫か?リアン殿」 「ありがとう、レグルス、彼女が今回の件に巻き込まれ、囚われ、逃げ出したが、大怪我を」「他の大きな街で治療中だとか」「そうだね、レグルス」言葉には出さなかったが女騎士、ケンタウロスのレグルスは彼女がリアンの
この御話は、アルティシア姫の父親金の髪、美丈夫の姿を持つ黒の国の大貴族リュース公リジャイアヌスの小話…両性体で前は女性?兄の急死で男性に性癖、男女、両方いける?チョイ悪かも…悪巧みも得意なタヌキかも?なお、初恋は前の王、アーシュの父親更には、隠密で、纏う女装も綺麗であった。◆ ◆ ◆その日 朝早く娘のアルテイア姫が出かけた 明後日には戻るという。湖の中にある城で、のんびりしていた。丁度、時間が出来て、する事のないリュース公は、本を読んでいて、それから…。昼近くに、リュース公は うたた寝をして、昔の出来事を幾つか夢に見る。それらを思い出し、くすっと軽く笑う夢に出て来たのは、思い出の中の黒髪 焔の瞳の少年、黒の王アーシュラン様まだ、黒の王子だった頃の…。◇ ◇ ◇ ◇ ◇一度、滅び去った黒の王国を取り戻す為の日々の中700年前の火焔の女王、黒の女王は神託を受け、対処出来るように豊かなで堅固なシエスタの領地をリュース家に与え、王子アーシュ様を御旗として、戦って、無事に奪還した。◇ ◇ ◇ ◇ ◇約束された神託の通りに…無事に300年前に出現した、火焔の王アジェンダ様と彼の父親の王に当時のリュース公爵家は仕え、寵愛を受け、敵の白の王族の血を引く、リュース家は時に忌み嫌われたが、その加護により貴族達の激しい政争からも生き延びたのだ。◆ ◆ ◆300年ぶりに出現した、火焔の王アーシュ様と火焔の王女大変な日々の中でも、一時の楽しみはあったか今もだが、あの方は、アーシュ様アーシュラン様は案外とポーカーフェイスは 苦手のようだ。くすくすと笑う。我が黒の国の主…今は、また、少年の姿になった黒の王・火竜王(サラマンデイア)◇ ◇ ◇ ◇ ◇記憶をなくし、子供の姿に変わり・・やはり、当時の、あの頃の記憶がないせいか 少し変わられた。白の国の処刑から、逃れて逃げ出して会った、当初の子供の頃大人になられた後も見せてた。あの寂しげな、暗い表情をあまり表に出す事が少なくなった。◇ ◇ ◇ ◇ ◇特に、森の魔法使いの弟子のワン子に会われてからは本当に子供のような無邪気な一面も何度か見た。それに、今は、同じ血族の者達がいないとはいえ 傍には 記憶をなくしても、今もなお、愛しておられるエルトニア姫、エイル様に 将
少し前に起こった事件…『雪花祭り』での出来事で、十年近く前の戦争、陥落した王都死んだと思われていた、黒の国の王女、女王になるはずだった王女が敵に囚われ、敵方としてエイルに危害を加え、エイルの腕に魔法の呪いの焼印、大きな傷を負わせた。アーシュを殺そうと彼女、テインタル王女の身体には呪いの入墨、黒の王アーシュを殺す為に…彼女、王女テインタル、ティはそっと呟いた呪いの入墨は消せない、私を…殺して!幼い頃、異母兄アーシュに淡い恋をしていたティ、テインタル王女これはワン子にリアンは知らない話…。◆ ◆ ◆今、アーシュ、エイル、リアン、ワン子達は湖の中の小島にあるリュース公爵、やもめの父親とアルティシア姫の城に滞在していた。今日の晩の満月は夢のように綺麗だった 月が綺麗だポッンとアーシュはつぶやいた昨日は悪い夢を見た 。こんな綺麗な場所にいるのに過去の記憶が胸を刺し あんな夢の形で出てきたのだ。大きな金の天秤に それぞれ一人づつ 一人は立ち上り 黒い長い髪の少女鎖に片手をかけて握りしめ もう一人の少女は金の髪 うつ伏せになり血まみれで 天秤の盆の中は血で満たされていた 片手がだらりと 二の腕は 火傷に 他の怪我で血が大地に向かって 腕から流れた血で滴り「アーシュ兄さま、これは貴方のせい? それとも生き残り、こうして、生きて貴方を脅かす、私 のせい? 」 立ち上っている美しい 黒い髪の少女の背中や肩には呪いの刺青 異母妹ティ、テインタル 金の髪の少女はよく知ってる 気を失っているのだろうか? 盆の中の自らの血の中にいるのは、誰よりも愛しい… エイル、エルトニア姫その次の晩、エイルとバルコニーに居るアーシュ「満月が綺麗だ」 ぽっんと、 城のバルコニーの長イスに持たれ アーシュはつぶやいた 。「そうだね。」とあいずちをうつ「お城に招待してくれたアルテシア姫達に感謝しなくっちゃね」 金色の髪と左右違う瞳の美しいエルトニア姫ことエイルあいずちをうったエイル、彼女こそ、夢の中の盆の中の血まみれの少女現実のエイルは、今、の湖畔の月が見える城で とても、嬉しそうに笑う 城から見える湖畔に満月が映り 見とれてると 遠くの方で、ひょこりと湖から湖に住みついてる 水竜達が長い首をもたげ 顔を出している 。「あ
最初にエイルのチョコを食べた後の小話☆森に住む魔法使いの弟子のわん子さんの元に誰かが訪ねてきました。「こんばんは!わん子君!」「あ!リアンさん!」 「先日はエイルが迷惑かけてごめんね。しばらく、寝込んで大変だったみたいだね」 「大丈夫です、ワン!」 「わん子さん」エイル 「エイルさん!」わん子あぁぁ今日も可愛い うっとり 僕を心配そうに見つめてくれるワン! 「僕が作った食べ物、あわなかっただよね。ごめんね 、今度は口に合うもの作ってくるね」 「…気持ちだけで十分だよね。ワン子くん。」青くなり 微妙なひきつり笑顔になりつつも さりげなくフォロー?をするリアンさん(わさびと唐辛子が中身のチョコ・・(汗))「はい!ですワン!ワン!有難うです。」 「あ、これ!クッキーとチョコの詰め合わせ 美味しいよ」 「有難うです!リアンさん!」 「そういえば 、チョコの原材料は 、遠い国から出来て運んでくるですよね!「 リアンさん 物知りだし 、あちこち、行ってるですよね、もしかして、どんな国か知ってます?」「うーん、確か、極寒の国でね!」「 え?ワン (暑い国でわ?)」 「国中が チョコで出来ててね。」「そう、 橋も 、道も 、神殿も、お城も、民家も…チョコを、レンガのようにして、 組み立てるんだよなんて言っても、 極寒の国だから チョコは溶けずに済むだよ」「 り、リアンさん?」 (信じちゃうよ ワン子)「だが 恐ろしい事に 、その国では…一年に一度 いけにえ として、巨大な大鍋に 、チョコを溶かし込み」「その鍋に 、ヒモでぶら下げた、生贄を ドボン!」 「それから、生贄を 引き上げ 凍らせる事で、神に捧げるチョコ人型の出来上がり♪ ワン子くん!なってみたいかな?」にっこり微笑む リアンさんワクワク 鍋いっぱいのチョコ・・ チョコ わん子・・ 可愛いかも!キラキラうふふ、ワン「 あれ ?」とリアンさんエイルは 、可愛いほっぺを膨らませ、ちょい怒って「もう リアン兄さん駄目じゃない!すっかり 信じて 『チョコ・ワン子』になりたいみたいじゃない!」くるり と振り返り ワン子は目をキラキラ 輝かせ「 リアンさん♪ どこにあるんですかワンワン!」「 え・・(汗) とりあえず紅茶でも 入れようか」 言葉に詰まるリアン