All Chapters of 舅の妊娠中の浮気相手を世話することに！？: Chapter 11 - Chapter 13

私は堀艶笑を個人的に呼び出し、直接核心を突いた。「君のお腹の子供、長井厚丈の子じゃないんだろう？」そう言って、録音した証拠を取り出すと、堀艶笑の顔色はどんどん白くなった。「ふざけないで！これはあの女が勝手に作り上げた話よ！」「そうだと思ってた。じゃあ、この監視カメラの映像を見てみなさい」映像には、堀艶笑が毎日複数の男と一緒にマッサージ店に出入りする姿が映っており、態度や仕草が軽薄で曖昧だった。店の前では激しくキスをしているシーンもあった。「長井厚丈とまだ正式に結婚してないんだから、いつでも捨てられることができるわよ。そうなったら、また別の男を探して結婚するつもり？」「それと、義母さんが仕事を失ったとしても問題じゃないわ。彼女には貯金もあるし、退職金もあるし、私が手伝ってるから、生活に困ることはない」私は堀艶笑をじっと見つめた。ついに彼女は観念したように口を開いた。「どうすれば私を放っといてくれるの？」「長井厚丈に頼んで、あの家の半分の権利を市場価格で現金に換えて、義母さんに渡すように説得して」「そんなの無理よ！」堀艶笑は激しく頭を振って怒鳴った。「考えてみなさい。もし家が完全に長井厚丈のものになったら、あなたが彼に名前を加えるように強制できるかもしれないわよ。今、家の値段は急騰してるし、価値もどんどん上がってる。どう考えても、あなたが得するのよ。でも、義母さんがその家の半分の権力を持つ限り、あなたの方はその家に関われないわ」堀艶笑はしばらく考え込み、歯を食いしばって言った。「わかった。でも、あたしの秘密を守るって約束してくれる？」「安心して。あなたたちのことには興味がないわ。どうせ、すぐに長井家とは完全に縁が切れるから。」私は意味深に彼女を見つめ、彼女は自分の結婚後の計画を思い描いている様子だった。長井厚丈の家は古いが、市内中心部に位置しているため、一億円の価値がある。堀艶笑は粘り強く交渉し、腹の中の双子を引き合いに出して脅し、最終的に長井厚丈は渋々同意した。しかし、彼の現金は四千万円にも満たず、さらに長井元富から借りた四百万円を足しても五千万円には届かなかった。そこで、長井厚丈は強気に決めた。「四千万円でいい！もうこれ以上優しくする必要ないだろ！」谷口杏紫はしっかりと反論し