「義姉さん、今夜はたくさん話してくれて本当にありがとう」「これからはもう衝動的な行動はしません。花子さんを追いかけるために心を込めて行動します」「うん、分かってくれればそれでいいのよ」義姉はそう言って、ふと俺の下の方に視線を向けた。「私の親友を追うのはまだしばらく時間がかかりそうだけど、でも毎日こんなふうに辛いのも良くないわよね」俺も苦い顔をして言った。「義姉さん、俺を助ける方法、何かありませんか?」「誤解しないでくださいね、本当に変な意味じゃないです」「今、本当にどうしたらいいかわからなくて、苦しくて仕方がないんです」俺はこの分野に関しては経験がほとんどなく、どうしていいか分からなかったので、義姉に助けを求めるしかなかった。その時、義姉の顔がだんだん赤くなっているのに気づいた。目つきもちょっと変な感じだった。でも俺はその時あまり深く考えなかった。ただ天気が暑すぎるのかな、義姉がエアコンをつけてないからこんなに暑がってるのかなと思った。「義姉さん、義姉さん?」義姉がしばらく黙っているのを見て、俺は無意識に彼女を呼んだ。義姉は驚いたウサギのように、突然「あっ」と声を上げた。「どうしたんですか?どこか具合でも悪いんですか?」俺は心配そうに尋ねた。義姉が具合が悪いんじゃないかと本気で思ったからだ。義姉は慌てて首を振り、「いや、具合が悪いわけじゃないの。ただ、どうやってあなたを助けるか考えてたのよ」と言った。「それなら、何かいい方法は見つかりましたか?」俺は焦った様子で尋ねた。本当に辛くて、まるで今にも爆発しそうな気分だった。義姉は首を横に振った。「男のこれは、女のものとは違うんだよ。適当に何かを使って解決するわけにはいかないんだから」「じゃ、じゃあ、俺が自分でやるのはダメですか?」顔を赤くしながら尋ねた。「前にも言ったでしょ?ちょっとなら気晴らしになるけど、やりすぎると体に悪いのよ。いつか必ず身体を壊すことになるんだから」「じゃあ、どうしたらいいんですか?」助ける方法もなく、自分で解決することも許されないなんて、これじゃ俺を追い詰めてるようなもんじゃないか。「それなら、今から花子の家に行ってみたら?」と義姉が提案してきた。「今?無理ではないでしょうか?」「花子さん、まだ俺に
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