The Rejected Princess Elodie

The Rejected Princess Elodie

last updateLast Updated : 2025-03-03
By:  FavouriteOngoing
Language: English
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Synopsis

With a scar on her face that makes no one associate with her, Princess Elodie must face life alone since she has no one but herself. All her life, she has dreamed of meeting her mate who will take away the shame she is facing and love her the way she is. But the mate in turn hated her as much as everyone and rejected her. Carrying the pain of the rejection, she knew she would never see him again and hoped the moon goddess would bless her with another mate that will love her. But what happens when the same mate that rejected her turns out to be the new husband who was arranged for her? And what happens when the same scar on her face is the only thing that can cure the sickness that spreads through their pack? Can their new-found love sustain through the tough time that the both of them are about to embark together?

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Chapter 1

CHAPTER 1

結婚して5年。夫の周防雲人(すおう ゆくと)に不意に触れてしまうたび、彼はまるで汚物に触れたかのように顔をしかめ、私を消毒液に膝をつかせ、「女としての常識」をしつけた。

だがある時、彼の鎖骨に赤いキスマークがあるのを見つけ、つい触れてしまった。

彼は激怒してドアをバタンと閉めていったのに、なぜか今回は罰を与えなかった。

その時、私は甘くも、彼が少しずつ私の接触を受け入れ始めたのだと信じていた。

だが翌日、私の「初夜」が都内のセレブが集うオークションにかけられることが決まった。

雲人の友人たちは下品な笑みを浮かべ、いくらで落札するか話し合っている。

一方、雲人は冷たく手を洗いながら吐き捨てた。「涼子がキスした場所を触りやがって!何様のつもりだ。見てるだけで虫唾が走る」

「涼子さんが旅行から帰ってきたばかりなのに、このキスを雲人さんはどれだけ待ち焦がれてたか……あの星奈(せな)って、図々しくも手で触るなんて、お仕置きが必要だよな」

雲人は鼻で笑い、吐き捨てるように言った。「お仕置きだと?5年も放置されてんだ、金持ちに初夜を買ってもらえるなんて、あいつは泣いて喜ぶさ。あいつな……俺に触られたくてたまらないんだよ。欲情してるの丸わかりで、気持ち悪かったんだ!」

すると、周囲から爆笑が湧き起こった。

「涼子さんはあいつの臭いだけで吐き気がするらしいからな。雲人さんが接触するたびに消毒しなきゃいけないのもそのせいだ。あの女は、本当に病原菌を感染していると思い込んだらしいぜ。ゲハハ!」

「ここで星奈さんも女人としての本懐、果たせることよ。きっと大喜びだろうぜ!」

嘲笑が渦巻く中、私の体は一瞬で氷ついた。

胸が締め付けられて、目の前がくらくらする。

雲人に触れるたび、彼はまるで化け物に触れたかのように飛び退いた。

私は自分が病原菌を持っていると思い込み、毎晩消毒液に浸かって体を洗った。

5年間もすれば、私の皮膚はぼろぼろになり、風が吹くだけで発疹が出るほど過敏になった。

雲人は寝室のダブルベッドを撤去し、代わりに二つのシングルベッドを離して並べた。私からの感染を極端に恐れていた。

私が幾度も激しく問い詰めたあげく、彼は一枚の診断書を突きつけた。「俺は潔癖症だ。これからは指一本触れるな」

これらすべてが、瀬川涼子(せがわ りょうこ)という女が言った「気持ち悪い」「アレルギーが出る」という、あまりにも身勝手ででたらめな理由のためだったのだ。

私と雲人は家族ぐるみの付き合いで、幼少期から婚約が決まっていた。

大人になり、自由恋愛が当たり前になった頃、その約束は立ち消えたかのように見えたが、雲人の祖母はかつ古い考えの持ち主だったため、病床で「約束通り結婚しなさい」と頑として譲らなかった。

その周防おばあ様は雲人の心に涼子がいることも、私に彼氏がいたことも知っていても、婚約を強行した。

戸惑っていた私に、周防おばあ様は保証をしてくれた。「本当は二人に幸せになってほしい。もし、雲人が裏切ったら、私が彼の署名済みの離婚届を持って会いに行くよ。星奈ちゃんを自由にしてあげるから」

しかし、新婚初夜から私は部屋の外に締め出された。

彼が私を受け入れるには時間が必要なのだと思い、辛抱強く待ち、彼の「潔癖症」に振り回されてきた。

しかしその待ち時間は、なんと5年にも及んだのだった。

5年間、私は自分を卑下し、その果てに待っていたのが、この真実だった……

私は震える指で周防おばあ様に電話をかけた。「二日後、都心のオークション会場で、雲人が私を裏切った証拠が明らかになります。おばあ様、私を解放してください」

……

今日の帰りは遅かったが、雲人は珍しく冷たくなかった。むしろ、いつもと違う熱を感じた。

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