それにしても、この賄賂の皮袋に入っていた酒こうもご利益があるとはさすが、食欲大魔神のレグルスさん本当に不思議なオルゴールと皮袋だよね。たまに忘れてもちゃんと戻ってくるし 必要な物は必ず入っている特に今回の薬や包帯それにレグルスさんに会いにいこうと話してたら オルゴールが光を放って 皮袋も発光!で、皮袋を手に取った途端 びっくり!して皮袋を見たら このワイン(最初に見ると・・贈り物用にリボンと綺麗な包装紙で包んであったしかもレグルスさんに渡せとばかりにカードには「レグルスさんへ」と書かれた)お酒の3本と・・街や城に入る通行証 アーシュさんを休ませられる宿・・宿のパンフに 宿を取るのに必要な路銀入りの財布まで現れた。細かいサービスだ、ワン ありがとう 皮袋 感謝ですワンワン「さて、口の堅い医師なら すぐ連絡がとれる」「ワインの一本はもう一人の酒好きにやるか ふふふ」にんまり満足そうなレグルス◆ ◆ ◆「ところでその医者なんだが軍医でな・・もうすぐ部隊の移動もあって、街へは出るのが難しいだ」「彼をここに連れて来ないとしかし、本当言うと街でならともかくここは、仮にも王宮 しかも治療の相手は 敵国」「その黒い髪などの特徴的な黒の国の人間治療が無事に済んだら、そうだな どうなるかは分からないが、安全を考えて、宿に身を隠せ、分かったな」レグルス◆ ◆ ◆またワインを口にして レグルスは言葉を続ける。「それから 多分、リアン殿はあの時 まだ子供だったから、アーシュ殿の事はあまり覚えていないとは思うが」「え!」「ええ!」
「え!リアンさんがいるんですか!ワン!」 「ああ!今では、なんと私の上官で 酒飲み友達だ! リアン殿・・結構!酒が強くて飲みあい勝負で3回のうち1回は彼が勝つ」「本当に強いぞお 酒好きでな この酒を見たら眼の色を変えるだろうな」「リアン兄さま!此処にいるの?ごめんねワン子さん すぐ戻るから」「はい?ですワン」ワン子にそう告げるとエイルはフッと姿を消す◆ ◆ ◆兄さま・・・あ!いた 何やら 地図と幾つかの書物や報告書と広げて・・難しい顔をしているリアン。すぐ傍には磨かれた琴やリュートがぽっんと置いてあるため息をついた後、その楽器に目をやるリアンだが、すぐまた、真剣な眼差しで地図を眺めている。「リアン兄さま・・あれ!」 何か変 そう!、ちょっとだけ髪が長いそれに、右手‥良く琴やリュートを奏でていた。右の手・・腕・・。◆ ◆ ◆エイルは心の中で呟くこの頃は 兄様はずっと忙しくて 王宮か戦地にいた少し離れた地方の王(辺境に左遷した王族)の子供である私とは会う機会がなくて手紙でやり取りはしていたけれどそういえば親の薦めもあって、レリヤ姫と婚約したばかりでレリヤは、胸が大きくてしっかり者だったな・・あの子あの後で、突然、現れたアーシュの横槍(?)せいで、婚約解消したっけまあ、でも、あの頃は、本当は兄さまの役に立ちたくてそれに当時は、黒の国に戻って連絡不通になったアーシュの事も知りたかったから国の極秘情報も扱ってる 軍に入りたかっただけど語学の試験と魔法の試験で落ちてしまった・・だよね。魔法、癒しの魔法をかけたら、何故か近くの建物が吹っ飛ぶし格闘技は抜群で、剣の方は良い点をもらえたのに!苦手の語学は あの後、アーシュが教えてくれたけど結局、地方の行政官の位を取るべく勉強と身体がやせすぎ・・て・・いわれて筋肉トレーニングに励んでいたのだ僕筋肉スターになるべく!かなり頑張っただけど 力こぶをしてみるエイルそれにしても随分と真剣な難しい顔あれ?なんだろう?僕、なにかとても大事な事を忘れている気がする。あ!いけない!僕の身体を捜さないとそれに・・今はアーシュが心配この後思い出すのが遅くなってしまったがゆえの防げなかった悲劇に、エイルは後悔する事になる。
城の中にある兵舎の一区にアーシュやワン子は連れてこられて具ワイの悪いアーシュは軍医に診察を受けていたが‥「大丈夫なのか?軍医」 「ええ、危ない所でしたレグルス様」「気がつかないのも無理もないじわじわと・・後から効いてくる 遅毒性の毒でしたよ」「元々頑丈で肉体の再生能力まである黒の人間の特色なんですがこの再生能力というのは、毒に対しては、もろ刃の剣」「再生・・細胞の治癒能力が活発で早い為に 毒まで広がるのが早い耐毒性の能力も大変高いですが・・」「毒の種類は豊富ですし、身体の対応が 彼らには追いつかないです」「だから、いつも黒の国との戦いでは、武器に毒を塗るのは常識、セオリーになってます」ふうと軽きため息をついた後で軍医は言葉を続けた。「しかし、兵士や捕虜にしてはまだ・・幼い子供」「それに何故 こんな子供が敵国であるこの白の国の都に?この特徴的な耳は、王族か貴族では? この顔に・・何か何処かで見た記憶が 」「あれはリアンさまと変わらぬ年齢の青年だったか?黒の王‥」考えこむ軍医「上に報告するのか・・?」真剣なまなざしでレグルスが問うその言葉に軍医の返答は‥「レグルス様 貴方のお頼みですが相手がせめて 平民の子供ならともかく貴族では」まずい!このままでは!彼の正体がばれてしまう!な、なんとしてでも 誤魔化さねば! 彼(アーシュ)が危険だ!レグルスは瞬時に思ったのだった。そして!「じ・・実はな・・この少年は・・私の婚約者なんだ!」「はあ?」 驚く軍医「け、ケンタウロスの掟でな一の月に 野原の一本の木の下 そして満月の晩に戦って勝利した者 相手が異性なら結婚しなくてはいけない!!と・・いう掟があって」「たまたま・・黒の国の国境近くの村でそこが野原で一本の木があって 一の月の満月の晩でな! ほら!偵察中で 偶然 街へ向かうこの少年が私の事を 街の者たちに知らせようとして・・戦闘になってなこの者が・・運よく私に勝利したのだ」「が、しかし・・種族の違いと年齢の違いがあるもののこの少年が私に人目惚れをして・・見逃してくれたのだ!」まあ!なんだ!私もその、まああ!掟に従って彼を未来の婿にすべくこの国へ彼を連れて隠れ住まわせてのだ・・・早い話・・駆け落ち・・だ。」目が点になってる軍医いや、そんな話は誰も信じないだろ
ポン!と何故か和風のお椀に入った緑茶がレグルスに渡される「あ☆ どうも・・軍医さま」手渡された緑茶を受けとるレグルスにこやかに多少引きつり笑顔で答えるレグルスちょと、お太めで眼鏡で温和そうな軍医がニコニコと笑う♪「いや!あの歴戦の勇者のレグルス様が こんな熱いホットな恋をなさってるなんて♪」「このドクターサトウ、大変、心より、本当に感動しました、私はこの恋を応援しますぞ!」「まあ!多少年齢の差や種族の差・・とか、はありますが」にこやかに笑う軍医「ケンタウロス族も黒の貴族(?)も共に長寿数年後には、釣り合いがとれますかな…ふぉふぉふぉ」「レグルス」 「あ、はい、リアン…いえ、上官様!」苦笑するリアン、頬をひきつらせつつも・問いかけるリアン「そんなケンタウロスの掟って、あったっけ?」「いえ、そのお・・あの・・・」赤くなるレグルス。リアンは苦笑して くすくす笑い出す「まったく、困った人だな」「掟の話はともかく、駆け落ちの話はどうやら…本当かな、レグルス?」「もしも、本当の恋じゃないなら、相手は黒の国の人間で、まだ子供だから、分かるよね」リアンはレグルスを穏和な和らいだ表情で見つめながら、言葉を続けた。「ちゃんと、彼を国へ帰してあげなきゃ駄目だからね、レグルス」リアンの微笑出来た御方の温和なリアン
珍しく落ち込んだのか、しゅんとなるレグルス り、リ…リアン殿…!心の中でこっそり泣くレグルス そう、実は年齢の差とか‥種族、身分とかあるのだが こっそりレグルスは最近の穏和で好青年になったリアンにちょっぴり気持ちがゆらゆらと‥ 何せ、長寿の種族たち リアンの方だがアーシュの顔を見て怪訝な顔をするリアン 似ている…彼によく似ている 他人のそら似か…?生き延びて、黒の国を奪還して黒の王に なったアーシュ殿リアンは首を捻りながら、記憶を辿り、思うのだった。 それに年齢的には私より少し下、もう大人なはず まだ、あんな幼い子供であるはずがないな それに黒の国にいる密偵に商人たちの話 スパイの話では黒の王として着々と国を建て直して、まとめているらしいふぅ…と息を吐いた後、リアンはレグルスに話しかけた。 「レグルス、大事な話があるんだが」「まさか、出発、出撃が決まったのか!」 真剣な顔をするレグルスうなずくリアン 「レグルス、準備を手伝ってくれ、今度の作戦は、かなり無理な作戦だ」「上層部がかなり無理を言う 分が悪すぎる作戦参加だが、強制命令だ…仕方ないだろうレグルス」「下手をすれば、我々は捨て石だ、少しでも状況をこちらの有利に運びたい」
それから数日が過ぎた頃、ワン子はそっと思っていたアーシュさんはレグルスさんの熱い女優魂?のおかげで?? 軍医さん達がこっそり隠してくれてそれも熱心に看護をしてくれているので 安心してワン子達はエイルさんの身体を捜してますワン!結局 お宿は使わずに済んでしまったのですワン!「ええと…どこでしょう?エイルさん、ワン」「何処かな?ワン子さん 確か・・」ワン子 ちょっとだけ変装(毛の色を染めたり 目元を隠すような大きな付け眉をつけたワン)したワン子 だが、実の処、犬の亜人で他の種族も城には居ないので意味はないのだが・・「何か感じますか、エイルさんワン」ワン子は精神隊のエイルに話かける。 「分からない・・あ!あそこ!あの白いネコ!きっと、多分ね、あのネコが僕の身体だよ」おお!エイルさんと同じオッドアイの綺麗な白ねこさんだ!ああ!逃げた。 綺麗な王宮の建物の中 見張りの兵士さん達に見つからないように!探し回る「あ!いたね こっち・・あああ!また逃げたワン」 にやーん!軍人さんの足元にまとわりついて、懐いて甘えるネコ「ん?」ネコを抱きかかえる軍人さんあ!あれはリアンさんだ・・ワン! 「君のねこ?」 「あ、はい・・そうですワン有難うですワン」 そうしてワン子に手渡すリアン「ん?どこかで会ったかい?病室だったか」「い、いえ あの‥ワン」 「そう」微笑むリアン リアンさんの右手が僕の手に触れる。リアンさん 未来で会った時は右腕は無くなっていて 切ない、気持ちになるワン子であった・・わん☆急いでいるのか、リアンさんは、すぐそのまま、王宮の奥へ にやーんん!リアンさんを呼ぶように鳴き バタバタと暴れて 後を追いかけようとする・・白いねこさん
悲劇の序曲はじまりの終わり…終わりの始まりこうして、時の輪が完成する。 リアンはレグルスや他の者達共に 幾度も作戦や戦いの舞台となる場所の状況などの確認を重ねそれから、とても念入りに準備を整えて鎧を身にまとうリアン、彼の鎧姿は 上半身はプレートアーマー 頭の兜は鳥を思わせるデザインそれから、長剣を抜き・・剣の刃の具合を確認する。 長剣の柄には魔法石 リアンが大きな魔法を使う時に使用するもの 柄の下に取り付けられた魔法石は 柄を上にして短い魔法の杖の代わりに使う事も出来る。部隊に集合をかけ 他の部隊に合流して作戦を遂行いつものように、いつものように…そうして、いつものように?まだ、彼は彼自身に降りかかる これから、すぐに起こる悲劇の事を彼は知らない。 知るよしもないのだった 部屋から出ようとして琴にマントが触れる。シャララ…綺麗な音が鳴るリアンは自分の腕を失う前には、エイルの母親から贈られた 小さな竪琴、キタラで演奏した。リアンのマントが触れて…。 かき鳴らされる綺麗な竪琴の音…竪琴はほんの一瞬、綺麗な音をたてるがその琴の音にリアンは振り返り、そして、次には何事もなかったように部屋の扉を開けて‥ゆっくりと…ゆっくりと扉は閉じられる。
「よお!起きたか?我が婚約者殿!」レグルスのその言葉に 思い切り顔を嫌な顔をするアーシュ。 「悪いが建前上私の名(迷)演技?にあわせてくれよ!」 もっと!嫌な顔をするアーシュ まず食って苦い・・まるでエイルの悪夢的な料理を口にしたような?表情レグルスは苦笑してそれから・・ 「悪いがこれから大きな仕事があってな、出かけて来る」 「難しい仕事なのか?」 「そうか レグルス お前 白の国の兵士だったな 戦い‥戦いの作戦なのか?」 「ま!そうだ ハハハッ」「レグルス、お前の少し様子が変だ‥分の悪い戦いなのか?」「まったく、ふっふふ・・」 「よく分かるな マイ・ダーリン♪」笑いながらレグルスは「一応生きて帰れる・・はずなんだが、どうも嫌な気がする」「私は残っても良かっただが、強制命令を受けたリアン殿が心配でな 一緒に行く事にした」「リアン殿は 異母兄弟や大臣に疎まれてる‥少々心配なんだ」「・・・・」黙って聞いてるアーシュ「ではまたなアーシュ殿、無事に時間の旅を済ませられるように祈ってる」「また、無事に再会、会えたら ぜひ美味い料理をご馳走してくれよ」扉を出てゆくレグルスそれを見送るアーシュラン、アーシュ。しばらくじっと見守って見送っていたが‥何かが脳裏に奇妙な予感が走る「!」まさか・・アーシュはベッドから飛び降り 後を追うオルゴールの中に最初にあったもの…そう! それは…初めて、この時間の旅の始まりで 奇妙な螺旋階段で会った時に未来の亡霊レグルスは言った。「これは‥私の骨」 此処が始まり・・。 だから この作戦でレグルスは‥ある大事な事実に気がつくアーシュとエイル。アーシュの方 廊下を走っていた。 オルゴールの中に最初にあったもの・・・そう! 初めて、この時間の旅の始まりで 奇妙な螺旋階段で会った時に未来の亡霊レグルスは言った。「これは‥私の骨」だと◆ ◆ ◆ こちらは別の場所にいるエイルたち 白猫を抱きしめているワン子だが 白猫はワン子の腕から逃げようとする「え!そうなんですか?ワン?」「どうして?なんで?この子は僕の一部」 「本当なら元に戻りたい真っ先にそう思うはずなのに」ネコは暴れてワン子の腕から逃げ出して、また王宮へ 慌てて後を追いかける
それは…冬の雪の積もったある日の晩の事「もー、飲み過ぎですワン、アルテイア姫」「ん!そぉ…」わん子こと、犬の姿で二本足で立ち…言葉や魔法も少々出来る犬・服も着てる…がヨレヨレしながら、彼より大きな少女を背中にオブって歩いてゆく◇ ◇ ◇ ◇ ◇腕だけ前に、少女の足は地面にあってひきずって、いたのだが綺麗な真っ直ぐな長い黒の髪エルフのような長い耳には耳飾りキリリとした、少しだけつり目の大きなアーモンドのような瞳 青い瞳なかなかの美人実は、強力な魔法の使い手、剣も強し(婿・恋人は大変だろう?)さっぱりした気性で、お酒も強いのだが頬は赤く…完全に酔っている…。「ふにや~アップル・シードル(リンゴ系の酒)うまかった♡ワインもビールも・・むにゃ」「リンゴのリキュールもいいわああ 杏子のお酒もねえええ、うふふ」パーテイでの酒の飲み比べで勝利したものの…酔ってしまって泥酔してる「はあ~、なんとか家まで、連れて行き休ませないと…」◇ ◇ ◇ ◇森の奥から…笑い声がする。「ほ~ほほん!まあ、わん子ちゃんじやないの!」3階立てビル程の大きな女性が現れたのだった。◆ ◆ ◆「げ!(この場合…じぇじぇ…か?)三度めか!現れたな!!人食い巨人.作者じやないか!」「前とは違う可愛い金髪、ビューティな女の子とは違うのね、あらら、やるじゃない!ワン子さんまあ!美味しそう」◇ ◇ ◇ ◇ ◇「く…わん子は負けないワワン作者の毒牙からアルテイア姫を守るワン」◇ ◇ ◇「やっぱり、ご馳走には、お肉よね…うふコトコッ煮込みポトフにシチューブイヤベース…迷うわね…塩の山の中にお肉(人?)を入れて…こんがりと…」「先日の北九州市市民功労賞をいただいた、アズ漫画研究◯の人達のお肉も、うふ」「ブルーブルマル、ぶたさんの血とかモツ?で使ったソーセージ 初期の時代のソーセージ酢につけたお肉を煮たものに・・・」「お手製の砂糖漬けジンジャーを炭酸水で割って…今年はパンドーネもいいかな…」「可愛らしいお嬢ちゃんは 大きな背の高いグラスに虹色レインボーのゼリーを作って の中にワンポイントの飾りにするのもナイス♪シャンパンかシャンパン・ゼリーもよいわね♡・・それとも ビキニに着替えさせて ブルーなゼリーか青の炭酸ジュースの中にトポン!
それは エンドレスな冬の日の出来事暖かな服を着た二本足で立つ犬と…その犬と手をつなぐ金色の髪の少女、こちらも、白いコートと帽子を身につけて二人は、雪の積もった森の小路を歩いていた。◇ ◇ ◇犬・・こと わん子はお喋りが大好きで…魔法使いの弟子なので魔法もちょっぴり、だけ使える…わん子。今日は雪が積った森の小路を大好きな御姫さまのエイルさんと…手をつないでお城へ向かって歩くのだワンワン「寒くない?ワン子さん」エイルさんの綺麗なオッドアイの瞳がワン子を見つめて問いかける…◆ ◆ ◆金色のウェーブのかかった髪も素敵ワン「平気です、ワン」「エイルさんこそ、大丈夫ですか?ワン」「うん!大丈夫、街に着いたらお買い物して帰ろうね…わん子さん」「城で待ってるアーシュさんにも、お土産買わないと…ワン!」「そうだね♪・・とエイルさん」「この季節は出店の暖かいグリューワイン…香辛料と砂糖たっぷりのホットワインが美味しいよね…」「でも、アルコール強いから、弱い人はすぐに赤くなって酔っ払ちゃうけど…ホットの葡萄ジュースにしておきますか…ワン」「そうだね…ジンジャークッキーとかもゲットしておきたいかな~クマ型の蜂蜜味のソフトキャンディーも美味しかったからあれもいいかも…」◆ ◆ ◆すると黒い影が突然…僕らを覆う「ほほ…この時期は…チキンの丸焼きに分厚いステーキケーキクリスマスプディング…ジュートレイン(クリスマスに食べるドイツの伝統菓子)も美味しいわよぉ」去年…現れた巨人だった…◆ ◆ ◆巨人の女または…作者 本人だった…◆ ◆ ◆「ひやあ!ワンワン」「きやあ,きやあ!なに!」「この建物三階立て並の大きい人!」と…焦るエイルさん「大きすぎよ!」・・と泣き叫んでしまう・・エイルさん「ほほ…巨人だから~ね、大きいのよ」と巨人こと作者「確かに身長は建物三階立て と同じくらい かしらね…」「可愛らしいお嬢ちゃんに、去年…食べそびれた…ワン子ちやん…☆」「美味しそうな子達ね♪」「え!ええ!なんて事なの!この巨人こと作者ってば!人食いなのね!」◆ ◆ ◆「そうそう…」おほほ(*^O^*)「じやあ…早速頂きますか…うふ」「ええ…食べる気ですか!ワンワンワン」「当然じやない…うふ」そう言って…巨
ある日、王都の街の中今日はエイルさんとワン子は街の広場の階段に居たのです、ワン、 アーシュさんとは待ち合わせ中、ワン「疲れた?ワン子さん、後で、露店でジュースとお菓子を買おうね」 すると…突然! 階段の途中の道から 空中に炎! 円を描きながら 今度は中心に黒い空間が現れて中から 戦士が二人飛び出した。 カッシャーン! 剣が響きあう音 なんだなんだ! 竜の顔をした 、いかつい鱗の身体の戦士と 細身の全身 、鎧の戦士が戦ってますワン! 細身の戦士は収縮する槍のようなもので闘う! あ!細身の戦士からは魔法の炎まで飛び出した! 踊るように互いに剣を交わしあう!凄い! 小柄な細身の戦士が あの竜の顔の戦士の大きな剣を 軽々と 打ち返している、ワン、ワン! ◆ ◆ ◆「ワン子さん! 」「あ!エイルさん 」 騒ぎに驚き 、エイルさんが、ワン子の身を心配して 飛び出し来た、来た、ワン、ワン! 竜の顔の戦士の顔を見て驚く! エイルさん「セルト将軍! どうしたの? 貴方はお城にいるはず」 エイル「えっ! 知り合いですかワン エイルさんに気がつくと 今度は細身の戦士は、エイルさんを羽交いめにした。 細身の戦士にエイルさんが、囚われた、ワン 細身の戦士は、短い魔法の永遠 「魔法の炎!我らを跳ばす、門となれ!」呪文を唱え 魔法の炎に包まれると エイルさんごと 二人は消えたワンワン! ◆ ◆ ◆…と、ある民家の中 「エイル、エルトニア」うっとりする綺麗な優し気な美声、気を失っていたエイルが目を覚ます。其処には細身の全身を鎧で包まれた戦士 この声は・・まさか? 顔色を変える エイル鎧は呪文と共に 水銀が溶けだすように 溶けゆく なびく長い艶かな黒の髪 切長の瞳で アーシュと同じ 深紅の瞳 ・・ 深紅の瞳、黒の王女、ティ、ティンタル王女◆ ◆ ◆彼女、エイルを誰より、大切にしている 彼、アーシュと同じ瞳 時に光の加減で深みを帯びた深い色合いにも 金色にも 燃えるような赤い色にも見える不思議な瞳の色 そうして、その麗しい姿は、白い百合か、牡丹の花のように美しい女性が現れたのだった。◆ ◆ ◆彼女は近くに隠していたリュートを手にする 。「久しぶりだこと‥可愛いエイル、エルトニア
魔法使いの弟子で 二本足で立ちらお話も出来るワン子(ちょびっと魔法も少し)の話。それは・・とあるまっ白・白な雪景色の日だったワン☆雪の中に咲く珍しい赤い花と更に雪の中に現れてる幻の極上キノコを捜して雪の森の中を捜して捜してあぁ、疲れましたワン ふぅキノコはワン子が食べちゃう予定だけどお花は・・もちろん!ワン子の憧れの大好きなお姫様!エイルさんに捧げる予定なのだワン☆ワン☆エイルさんが喜んでくれるといいのですがワン早速!目的の二つをゲットしましたワン☆ワン☆そこで・・「おやぁ~!かわいい・ワン子さんだねぇ~~!」と頭上から声が山のような黒い影がワン子を包む。◆ ◆ ◆ ◆恐る恐る振り返るとそこには・・巨大な200メートルもあろうかというグレーのワンピースを着た女性・・・巨人だなワン・・☆◇ ◇ ◇ひきつり・青くなったワン子に女性はにっこり微笑み「可愛いワン子さん 私は作者」「え!作者、巨人なのかワン!でかい!」ほほ〜と可愛らしく笑うと「巨大なだけでなく…!」「実は・・じ・つ・は・・肉食なのよね!この前に会った・SNSのお友達さんもつい!誘惑に負けてシチューの人肉に、中身にしてしまったわ!ホホ!」「◎◎さんや創立60年、某○ズ漫画研究会のサークル仲間は食べないと心に決めていたんだけどねぇぇ~!」「ええ!なんて!なんて!極悪な!流石!作者だワン」 (もしもし!)「た、確か、アズ漫画研究会って、2026年に九州、福岡県北九州市の博物館、漫画ミュージアムの関係者でわ?ワンそれから、九州コミティアとか」(作者は会の会員だったよね)「オリエンタルなジャパンの崇高な漫画の文化は良く、知らないけどね〜❀」「今はご飯が大事なの、くすくすっ」◆ ◆ ◆ ◆「ワン子さん・・コロコロ丸くて!美味しそうだこと!」「いやー!ワンワン!」ワン子はあっさり捕まえてしまったのでしたワンワン☆鳥カゴの中に閉じ込められて運命の時を待つ・・ワン☆ワン☆「煮て食おうか・・焼いて食おうか・・ヒヒヒあ!カレー粉が!ない何処かしら?」(今晩はカレーかワン?という事はワン子はカレーの具材?ワン?)巨大な・ののちゃ(仮名)が目を離した隙にワン子は鳥カゴの扉の鍵をガチャガチャ!カチン☆頑張って開けて・・逃げたのでしたε=
七夕「今日は遠い遠い東洋の国々の夏祭りの日だそうです、ワン、ワン」2本足で立ち 言葉やちょびっとだけ魔法を使う犬フアンタジ〜な世界に住む犬ことワン子はエイルさんというビューティーな愛らしいお姫様達とそんな御話をしていました…「で…ワン子さん!それはどんな御話なの♪」エイルが聞くとワン子はおもむろに答えなのでした。「詳しくは謎です、ワン」「ある、恐ろしい話が含まれるとか…リアンさん、アーシュさん知ってますか?ワン」黒髪の少年(アーシュ)と金髪の青年(リアン)にそれぞれ話かけるワン子黒髪の少年アーシュは興味なさげに「なんか聞いた事あるな、さあな〜」彼アーシュが作ったシェーパードパイとミートパイを口にする「パイが冷えるから、先に食えよお茶も同じくだ…」アーシュ「はいです、ワン」ワン子は言う「たしか…天空に住むヒコボシという者が、巨大な牛に乗り、仇打ちの為に隣の国に乗り込んで行ったが…その国の織物もの上手な」姫と恋に落ちてそれから…なんだかんだとあって…一年に一度会う事になったとか」と金髪の青年リアン「え…俺が聞いた話だと天空の帝に一年に一度捧げ物をする日でヒコボシ国の民は巨大なチーズやバターに牛乳をささげ、オリヒメ国は沢山の織物を捧げて負けた方は…勝った国に子供達を出して、嫁いりさせるらしいが?」と黒髪の少年アーシュ「ええ!」と今度はエイル「ヒコボシって時空をさ迷う旅人で、一年に一度だけ時空の扉が開いて、娘のオリヒメに会う話だったよ」「ワン子の聞いた話だと…祟りじや〜祟りじや〜六村の祟りじや〜って老婆が言いいながら、始まる話で…オリヒメとヒコボシという二人の恋人が巻き込まれる伝説で、呪いをかけられて、二人は手を触れる事も出来ずそれを憐れんだ神様が、呪いの緩む一日だけ会えるようにしたとか…ワンワン」「どの話が本当かな?伝説だから…どれも本当かな?さすがオリエンタルな伝説的な東洋の国々だね!?」とエイルさんは、パイを食べながら言いました…
ちょっとだけの短編。作者からの一言 今回の小説ははっきり言いいますが ユーモア?ですが(多分)、下品です。特に食事中は、特に避けてください または、心の準備してくださいね☆ 潔癖な方、ごめんなさいちなみに関連になりますが歴史の話ヨーロッパの中世では、実際 城砦にたてこもり、敵がハシゴをかけて、攻め込んだ時に 汚物や油の入ったツボを敵に投げつけたそうです。◆ ◆ ◆遥かなる・・うん○作戦 話はファンタジー 多分ですが 中央である 都から離れてた 緑豊かな川や湖のある美しいの地方の小さな街・・ 王族や貴族の別邸や小さな城があり これまた格別の風情があるそんな小さな楽園に 盗賊団の一団がやって来て 王族の城の一つを占領したのだった。街は荒れ果て 近くの村は荒らされた。 討伐の為に騎士団が来たのだがたてこもる城が堅固でしかも王族の持ち物ならば、やりにくい一月もたった、ある日に見かねて王族の一人である 騎士団団長と 部下のケンタウロスの女騎士が訪れた。淡い金色の髪に淡い青の瞳、風貌の整った 若い優し気な風情の長身の騎士リアンケンタウロスの女騎士レグルスは 銀の髪に下半身は白馬騎士団長リアンは城の持ち主である王族とは 異母兄弟の間柄。身分の低い母に歳の離れた弟である彼は とても、疎まれ育った。 温和な、花咲く春の風が似合う 青年リアン 「仕方ないでしょう、あまり壊さない程度にとは、釘を刺されましたが多少、壊しても仕方ないでしょうね」 とニッコリ笑うリアン「………」部下の女騎士でケンタウロスのレグルスは黙って話を聞いている。リアンは、そっと尋ねた「ところで 、すいませんが 以前、ここに伺いました折りに 若い女官、お会いしました少女いえ、二年前に結婚して 今は 夫人になられたサーシャアナはどうして ますか?」「あ!…彼女は…」「え…?」暗い表情を見せて 彼女に起こった出来事を話した。◇ ◇ ◇ ◇ ◇ うつ向き・ため意をつく リアン「大丈夫か?リアン殿」 「ありがとう、レグルス、彼女が今回の件に巻き込まれ、囚われ、逃げ出したが、大怪我を」「他の大きな街で治療中だとか」「そうだね、レグルス」言葉には出さなかったが女騎士、ケンタウロスのレグルスは彼女がリアンの
この御話は、アルティシア姫の父親金の髪、美丈夫の姿を持つ黒の国の大貴族リュース公リジャイアヌスの小話…両性体で前は女性?兄の急死で男性に性癖、男女、両方いける?チョイ悪かも…悪巧みも得意なタヌキかも?なお、初恋は前の王、アーシュの父親更には、隠密で、纏う女装も綺麗であった。◆ ◆ ◆その日 朝早く娘のアルテイア姫が出かけた 明後日には戻るという。湖の中にある城で、のんびりしていた。丁度、時間が出来て、する事のないリュース公は、本を読んでいて、それから…。昼近くに、リュース公は うたた寝をして、昔の出来事を幾つか夢に見る。それらを思い出し、くすっと軽く笑う夢に出て来たのは、思い出の中の黒髪 焔の瞳の少年、黒の王アーシュラン様まだ、黒の王子だった頃の…。◇ ◇ ◇ ◇ ◇一度、滅び去った黒の王国を取り戻す為の日々の中700年前の火焔の女王、黒の女王は神託を受け、対処出来るように豊かなで堅固なシエスタの領地をリュース家に与え、王子アーシュ様を御旗として、戦って、無事に奪還した。◇ ◇ ◇ ◇ ◇約束された神託の通りに…無事に300年前に出現した、火焔の王アジェンダ様と彼の父親の王に当時のリュース公爵家は仕え、寵愛を受け、敵の白の王族の血を引く、リュース家は時に忌み嫌われたが、その加護により貴族達の激しい政争からも生き延びたのだ。◆ ◆ ◆300年ぶりに出現した、火焔の王アーシュ様と火焔の王女大変な日々の中でも、一時の楽しみはあったか今もだが、あの方は、アーシュ様アーシュラン様は案外とポーカーフェイスは 苦手のようだ。くすくすと笑う。我が黒の国の主…今は、また、少年の姿になった黒の王・火竜王(サラマンデイア)◇ ◇ ◇ ◇ ◇記憶をなくし、子供の姿に変わり・・やはり、当時の、あの頃の記憶がないせいか 少し変わられた。白の国の処刑から、逃れて逃げ出して会った、当初の子供の頃大人になられた後も見せてた。あの寂しげな、暗い表情をあまり表に出す事が少なくなった。◇ ◇ ◇ ◇ ◇特に、森の魔法使いの弟子のワン子に会われてからは本当に子供のような無邪気な一面も何度か見た。それに、今は、同じ血族の者達がいないとはいえ 傍には 記憶をなくしても、今もなお、愛しておられるエルトニア姫、エイル様に 将
少し前に起こった事件…『雪花祭り』での出来事で、十年近く前の戦争、陥落した王都死んだと思われていた、黒の国の王女、女王になるはずだった王女が敵に囚われ、敵方としてエイルに危害を加え、エイルの腕に魔法の呪いの焼印、大きな傷を負わせた。アーシュを殺そうと彼女、テインタル王女の身体には呪いの入墨、黒の王アーシュを殺す為に…彼女、王女テインタル、ティはそっと呟いた呪いの入墨は消せない、私を…殺して!幼い頃、異母兄アーシュに淡い恋をしていたティ、テインタル王女これはワン子にリアンは知らない話…。◆ ◆ ◆今、アーシュ、エイル、リアン、ワン子達は湖の中の小島にあるリュース公爵、やもめの父親とアルティシア姫の城に滞在していた。今日の晩の満月は夢のように綺麗だった 月が綺麗だポッンとアーシュはつぶやいた昨日は悪い夢を見た 。こんな綺麗な場所にいるのに過去の記憶が胸を刺し あんな夢の形で出てきたのだ。大きな金の天秤に それぞれ一人づつ 一人は立ち上り 黒い長い髪の少女鎖に片手をかけて握りしめ もう一人の少女は金の髪 うつ伏せになり血まみれで 天秤の盆の中は血で満たされていた 片手がだらりと 二の腕は 火傷に 他の怪我で血が大地に向かって 腕から流れた血で滴り「アーシュ兄さま、これは貴方のせい? それとも生き残り、こうして、生きて貴方を脅かす、私 のせい? 」 立ち上っている美しい 黒い髪の少女の背中や肩には呪いの刺青 異母妹ティ、テインタル 金の髪の少女はよく知ってる 気を失っているのだろうか? 盆の中の自らの血の中にいるのは、誰よりも愛しい… エイル、エルトニア姫その次の晩、エイルとバルコニーに居るアーシュ「満月が綺麗だ」 ぽっんと、 城のバルコニーの長イスに持たれ アーシュはつぶやいた 。「そうだね。」とあいずちをうつ「お城に招待してくれたアルテシア姫達に感謝しなくっちゃね」 金色の髪と左右違う瞳の美しいエルトニア姫ことエイルあいずちをうったエイル、彼女こそ、夢の中の盆の中の血まみれの少女現実のエイルは、今、の湖畔の月が見える城で とても、嬉しそうに笑う 城から見える湖畔に満月が映り 見とれてると 遠くの方で、ひょこりと湖から湖に住みついてる 水竜達が長い首をもたげ 顔を出している 。「あ
最初にエイルのチョコを食べた後の小話☆森に住む魔法使いの弟子のわん子さんの元に誰かが訪ねてきました。「こんばんは!わん子君!」「あ!リアンさん!」 「先日はエイルが迷惑かけてごめんね。しばらく、寝込んで大変だったみたいだね」 「大丈夫です、ワン!」 「わん子さん」エイル 「エイルさん!」わん子あぁぁ今日も可愛い うっとり 僕を心配そうに見つめてくれるワン! 「僕が作った食べ物、あわなかっただよね。ごめんね 、今度は口に合うもの作ってくるね」 「…気持ちだけで十分だよね。ワン子くん。」青くなり 微妙なひきつり笑顔になりつつも さりげなくフォロー?をするリアンさん(わさびと唐辛子が中身のチョコ・・(汗))「はい!ですワン!ワン!有難うです。」 「あ、これ!クッキーとチョコの詰め合わせ 美味しいよ」 「有難うです!リアンさん!」 「そういえば 、チョコの原材料は 、遠い国から出来て運んでくるですよね!「 リアンさん 物知りだし 、あちこち、行ってるですよね、もしかして、どんな国か知ってます?」「うーん、確か、極寒の国でね!」「 え?ワン (暑い国でわ?)」 「国中が チョコで出来ててね。」「そう、 橋も 、道も 、神殿も、お城も、民家も…チョコを、レンガのようにして、 組み立てるんだよなんて言っても、 極寒の国だから チョコは溶けずに済むだよ」「 り、リアンさん?」 (信じちゃうよ ワン子)「だが 恐ろしい事に 、その国では…一年に一度 いけにえ として、巨大な大鍋に 、チョコを溶かし込み」「その鍋に 、ヒモでぶら下げた、生贄を ドボン!」 「それから、生贄を 引き上げ 凍らせる事で、神に捧げるチョコ人型の出来上がり♪ ワン子くん!なってみたいかな?」にっこり微笑む リアンさんワクワク 鍋いっぱいのチョコ・・ チョコ わん子・・ 可愛いかも!キラキラうふふ、ワン「 あれ ?」とリアンさんエイルは 、可愛いほっぺを膨らませ、ちょい怒って「もう リアン兄さん駄目じゃない!すっかり 信じて 『チョコ・ワン子』になりたいみたいじゃない!」くるり と振り返り ワン子は目をキラキラ 輝かせ「 リアンさん♪ どこにあるんですかワンワン!」「 え・・(汗) とりあえず紅茶でも 入れようか」 言葉に詰まるリアン