夫と一緒に診察室に向かう途中、発作が起きた。まるで無数の蛇が潜り込んでいるようで、我慢し難い痒みに襲われた。霞んだ目で夫を見て、助けを求めようと足をしばたかせた。「本当淫乱な女だ」と彼は罵った。涙がぽろぽろと零れ落ちた。この病気になったばかりの頃、夫はとても喜んでいたのに。彼は太いトウモロコシを折って私に渡した。「自分で解決しろ」私は林に入り、急いでズボンを脱ぎ、始める準備をした。突然、後ろに誰かが私を抱きしめた。息をのんで振り返ってみると、それは夫ではなかった。私は彼を押しのけて外に飛び出そうとしたが、男に抱きつかれた。大声で夫に助けを求めたが、彼は応じてくれない。こんな広いトウモロコシ畑だ、声はきっと届く。でも数日前、夫は私のために男を探そうと言ったことをふと思い出した。彼がわざとこの男を入れた可能性が高い。トウモロコシはまだ中に詰めている、その上激しい動きのせいで、私の体はすぐ気力を失った。反論することもできなくなった。男はその隙に私を下ろし、両足を彼の肩にかけた。私はショックと恐怖のあまり、力を失って彼を叩いた。彼がズボンのチャックを下ろそうとしているのを見て、私は近くにあったトウモロコシの葉を拾い、彼の顔に投げた。ちょうど目に当たった。トウモロコシの葉はとても鋭く、目に入ると痛い。「このアバズレが!」平手をくらった。音を聞きつけた夫が駆け込んできた。「このクソ女、目がやられるところだったよ!他をあたれ」男はそう言うと、4千円を取り出して地面に投げつけ、怒って出て行った。夫は私の傍に駆けつけ、大丈夫かと尋ねた。私の胸は張り裂けそうになり、また涙がこぼれ落ちた。「どうしてそんな冷静にいられるの?全部あんたのせいよ」「他の男に妻を譲るだけでなく、金まで渡すなんて、このろくでもない男!」私は怒りに震える顔で彼をにらみつけ、問い詰めた。彼は平然で、「こんな病気にかかったお前のせいだろ。一日中ずっと性欲全開で。24時間お前を抱けるほど、俺は器用じゃないんだ!もうすぐ冬だってのに、収穫はどうするつもりだ!」と、逆に私を叱った。「作物が全部腐ったら、俺達もそのまま地獄行きだ!」そう言って、彼はそっぽを向いて歩き出した。私は涙を拭い、急いで後を追った。
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