刺激を求めるために、ベッドに横たわって脚を大きく広げた私は、窓に向けて必死に自分を慰めた。漆黒のガラス越しに、バルコニーの向こうで、私の体をじっと見つめる壮健な男性が見えた。この心も痺れるような極端な禁忌が、私をますます堕落させていった。恥知らずに理性を失い、ただ欲望だけを追い求める悪女へと変わっていった私は、必死に腰を反らせた......私の名前は田村蕾だ。ダンサーを志望する大学受験生だ。両親や先生の前では、私は性格も勉強もできる良い子だ。クラスメートの前では、私は数え切れないほどの告白を断ってきた高嶺の花だ。しかし、誰も見たことがない。清楚な外見の裏に隠された、反道徳的で陰湿な心理を持つ本当の私を。私は......犯されることを何度も妄想した。そして、このすべてはあの夏休みから始まった。その日、両親は隣の町に用事で出かけ、今晩には帰る予定だった。しかし、私は12時まで待ったが、彼らが二日間滞在することになったという知らせを受け取った。「蕾、お父さんとお母さんは明後日まで帰れないから、一人で気をつけてね!」「ああ、わかった」電話を切った後、私は空っぽの家を見つめた。珍しく家に自分一人だけで、長期間勉強に抑圧されていた魂が、どうしても外に出たいという強い衝動を引き起こした。キャミソールマイクロミニワンピースを選んだ私は、顔を洗い直し、素顔のまま階下に降りた。夜も深まった。通りには焼き鳥の屋台を除いて、ほとんど歩いている人は見当たらなかった。毎回その屋台の前を通るたび、街の男たちの熱い視線が私にしっかりとくっついて、振り払っても振り払っても離れないのを感じた。こんな異性ならではの凄艶に魅了される視線が、大きな快感と興奮をもたらした。特に、重い足音が後ろで近くにぴったりとついてくるのを聞いたとき、その快感と興奮は一層高まった。たとえ彼に背を向けていても、彼の熱い視線が依然としてずっと私の尻に注がれているのを感じた。まるで崩れ落ちてくる溶岩が私を完全に溶かしてしまうように熱かった。この言葉に言い表せない刺激が、私の心の奥底に、彼に自分のなまめかしい体を見せたいという不思議な気持ちを呼び起こした。まるで催眠をかけられたかのように、私は狂ったような行動を取った。ワンピースの裾をそっと持
最終更新日 : 2024-11-20 続きを読む